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奮闘中

こんにちは。スタッフのドドリです。


こまめベースにはところどころに淡竹が生えてきております。




こまめの子どもたちは淡竹を見つけると素手で取ろうと頑張っております。


何人か挑戦するけど


一人の力じゃやっぱり上手くいかない。


そこでMちゃんとYちゃんは二人で力を合わせることにした。



力を合わせて右に左に倒すと・・・


メキッ


立派な淡竹を手に入れた!


そこで終わりにはならず二人はもう一本取りに行く。



2人で力を合わせて1本じゃ1人しか持ち帰れないものね。


そこで「自分が自分が」にならず


仲良くできる方法をわかっているのが二人のすごいところ。



そんな二人の様子を見て


男の子たちも真似をする。



Y君とK君だ。


K君は今日こまめにお試しで入隊しているお友達。


つまり二人は初対面。


だけどそんなことを思わせないほど息ぴったり!


泣いている子がいると「大丈夫?」


と声をかけてくれたりのぞき込んで気にしてくれるK君


とても優しい姿を見せてくれた。



こまめの子どもたちは泣いている子がいると顔をのぞき込む。


H君の視線の先にはMちゃんがいた。




Mちゃんは以前から弟のKS君が心配すぎて泣いてしまうということが何度かあった。


でもスタッフに任せてくれるようになって


少しずつ自分の時間も楽しめるようになってきたところだった。


今日は築山で遊んでいるとKS君がK君とスコップの取り合いになっているのを目の当たりにしてしまう。


「ドドリ!KS助けてよ!」


と言いに来た。


しかし、こちらとしても心から本気でぶつかり合う二人を止めるなんて、そんな野暮なことはできない。


「今はKSを信じて私たちは見守ろうよ。」


と伝えるが、Mちゃんは我慢ができず飛び出した。


今度はMちゃんとK君のスコップの取り合い。


「KS使ってたから!」


Mちゃんは言葉でも気持ちを伝えようとする。



しかしK君の力が強く泣きだすMちゃん。


泣きながらスタッフのもとにやってきた。


「ドドリが助けてあげてよ!」


私がいなくてもスタッフがKSを助けてくれるはずでしょう。


そう思ってくれているから出た言葉なんだろうなぁ。


それはとても嬉しいこと。


でも


「ドドリは危険な時はみんなを守るよ。でも今の場面でKSを助けることはKSが本当にやりたいことの邪魔をすることでもあるんだ。」


そう伝えると急に泣き止みハッとした表情をするMちゃん。



「こまめの大人はみんなの思いや気づきを邪魔しないためにわざと喧嘩を止めないこともあるよ。Mに対してもそうしているよ。」


そしてさらにハッとした表情


自分に置き換えると気づくことがあるよね。


Mちゃんはこまめスタッフの思いをわかってくれたよう。


その後は気が付いたら他の場所で遊びだしていた。



Mちゃんはこまめスタッフの思いを理解してくれたのだと感じた。



3歳の子どもに伝えるには難しいかもしれない


私たちの理念


私自身もどう伝えたら伝わるのか少し考えたが


Mちゃんだからと思ってあえて取り繕うことなく伝えると


スッと言葉が入ってくれた。


子どもだからって何も隠すことはない。


そのままを伝えたらわかってくれる。


勉強になりました。



Mちゃん、まだまだ弟とのこまめの日は


心がグラグラ揺れちゃうけど


ただいま奮闘中です。


大人も子どもも一緒に成長していこうね。











 
 
 

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