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応援団

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2024年5月16日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。







シトシト降り始めてしまった雨の朝。


出発したこまめつ子たちの顔もどんよりうつむき気味・・・。


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思わず、笑ってしまった。・・・のだが、


私は笑ったことをすぐ後悔した。





みんなの足が止まって、体の向きを変えたからだ。


そして、こんな表情を向けていたから。

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そして、足が反対方向に動き始める。戻った先にいたのは、今日初回(体験)のHくんだ。

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「泣いてる・・・。」と一言だけ言って、じっと見つめるMちゃんの顔(ボケてしまった💦)

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静かにじっと見つめるZくんの顔。


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静かに涙を一粒流すIちゃんの顔。


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みんな心配でたまらなかったんだ。


全員がHくんの気持ちに共感する時間。


誰一人として、先に歩みを進める子はいなかった。






大好きなママと離れることがどれだけ辛いことなのか。

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突然ママに置いてかれて、知っている人もいない中、野に放たれて・・・。


それがどれだけ大変なことなのか、


みんなは私たちより分かっている。

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みんな、通ってきた道だから。


「あの日」を乗り越えて、今があるから。



自分がデビューした日を思い返して、気持ちに共感するかのように、


Hくんの周りに集まっていたのだ。


こんな姿を見て、胸がジーンと熱くなってしまった。





道中も、みんなを元気付けようとしているかのように


ミミズが出てきて、


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あちこちにカニが現れて。

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きのこも顔出して、

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地域の方や職員の方とも関わって。


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最後には太陽も顔を出し始めた。

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今日出会った人、物、事、全てが、


まるでみんなのことを励ましているかのようだった。



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人に、物に、自然に、頼っていい。


みんながこまめの応援団。


そう思ったら、少しずつ前に進める気がするなあ。


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今日も素敵な時間をありがとう。

 
 
 

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