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決める

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2023年12月19日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。




なんと逞しい姿だこと✨


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これ、紛れもなく今日の光景ですよ。


散歩で通る方々が、もの珍しそうに上から眺めていましたよ。笑




「川は楽しいねえ。」とYくん。


Yくんは誰よりも動いて、誰よりも濡れる。


「着替えればいいからね!」なんて言っちゃって。


初夏、濡れるのを嫌って沢遊びを躊躇していたとは思えないなあ。


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Nちゃんは、みんなが沢から上がった後も、一人で黙々と葉っぱのスタンプをしていた。


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沢遊びといっても、いろいろな遊び方があるよね。




「見て見てー!楽しい!!」と何度も言うHくんの顔がたまらない。


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こんなに楽しむ姿を見たら、私も寒いなんて言ってられないなあ。




今日はMちゃんの記念すべき入水記念日。


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先頭集団とは離れて、一人で歩いてきたMちゃんだったが、




沢に着くと、みんながしていることを見て


「自分でできるよ。」と言って支度をし始めたのだった。


なんだか、これまでの姿と違うぞ。


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そして、支度を終えるとなんのためらいもなく、入水!


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今日のMちゃんからは、強い決意を感じた。


一歩ずつ、自分で決めて進んでいるんだね。






楽しく遊んでいたかと思えば、急に泣き声が聞こえてきた。


「冷たいよおおおおおお」


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(手がかじかんで)「取れないよおおおおおおお」


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そして、


「Yくん、やってええええええ」


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二人から同時にラブレターをもらって困惑しているようなYくん。笑


でも、そこは心優しいYくんだ。


「じゃあ、Hはちょっと待っててね。」と言って順番に2人の手伝いをしてくれた。




その中でYくんはたくさん声をかけてくれたのだが、


「もう一回脱ぐ?そのままでいい?」


「立ってやる?座ってやる?」


などと、聞いていた。


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どちらかを相手に決めてもらう質問をしていたのだ。



別の場所でこんなこともあった。


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Wちゃんに頼まれて、Dくんが長い枝を採ろうとした場面


「ここ(短い方)で折る?長くしたい?どうしたい?」と聞いていた。




子どもたち同士でも、「どうしたいか自分で決める」声かけをしていたのだ。


子どもたちは、私たちの声かけをよく聞いている。




でもそれだけではない。


YくんやDくん自身が、自分で決められるから、


相手のことも考えられるのだろうと思った。





沢で遊ぶ組が出発した時、


「バイバーイ」とお見送りをしてくれた子たちがいた。


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一緒になって沢へ行きたそうなものだが、


「自分たちはこっちで遊ぶから」というようなはっきりした意思を感じた。




自分のやりたい遊びを決めることだって


立派な「自分で決める」場面。



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沢が冷たいことも、一度はやってみないと分からない。


やってみてから、その後どうするか自分で考えたらいい。





最初から、他人が決めつけるのはあってはならない。


子どもたちは、自分で考えて、自分で決められる。



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全部、子どもたちが教えてくれる✨




今日も素敵な時間をありがとう。

 
 
 

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