雨の音
- はな
- 6月10日
- 読了時間: 2分
こんばんは。
スタッフのはなです。
昨日梅雨入りしたという静岡県。
今日もザ・梅雨♡
しとしと雨からザーザー雨に変わり、
トタン屋根から滴る雨水の勢いが増してきた頃。

じっと動かずに、やかんを持っているYくん。
水が溜まるのをひたすらに、待つ時間だ。
待つことや我慢することは、こうして遊びや生活の中で自然と身につけていくものなのだなぁと思った光景だった。
このアイデアは、Hくん発祥のものだった。
屋根のないところでトレイを広げて佇んでいたことがはじまり。

雨水が滴る様子をじっくりと眺めて。
ホーローのトレイなので、水が溜まってないうちはいい音もする。
そんなことも感じていたのだろうか。

道具で水をすくって、別の容器に移すという作業が板についてきたと思ったら、
自らお水を貯めるようになり始めたとは驚きだ。

Hくんのトレイを広げる様子と、屋根から滴る大量の雨水の両方から着想を得て、
屋根下で貯め始めたのがHEくんだった。

どうしてもヤカンが使いたかったのだが、貸してくれないと諦めて
考え抜いた作戦だ。
子どもたちの遊びは、学び。
見ていて本当に面白い。

汚れたら、この天然のシャワーで洗えばいい。
生活力も自然と身についてしまう雨の日。

大きな水溜まりができると、
何度もよーいどん!をするSくん。

そんな様子をじっくりと観察していたNちゃんのカッパと顔には、返り泥が💦
それでも、どくこともせず泣きもせず。
とにかく今は、「観察」の時間なのだね。

この子たちがこれだけ走り回れるのは、これまでたくさんの雨を経験してきたから。
雨を当たり前の日常として受け入れているから。
経験は力なり。
先週の大雨に引き続き、2度目の大雨こまめとなったHちゃんは、
最初こそ遊んでいたが、途中からは涙雨。
「おうち帰る!ママがいい!」

分かるなぁ、その気持ち。
こんなに雨が降っている中で外にいるのだから。笑
でも、帰りの会の振り返りの時間にHちゃんが言った言葉は
「雨の音が楽しかった」
だった。
カッパに滴る雨雨音なのかな?
小屋の中に響く雨音なのかな?
全然予想もしていないところで聴いていた雨音なのかな?
子どもたちの感じていることは、聞いてみないと分からないなぁ。
雨に打たれてるだけ
見るだけでも
感じることは山ほどあるんだね。
どんなに泣いた日も、うまくいかなかった1日も、変わらないかけがえのない1日✨

でもでも、雨に打たれるとやっぱり眠いよね。笑
おやすみなさい。








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