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きっかけ

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。







「誰かー、ここ持ってー!」とSくん


「いいよー」とZくんがやってきた。



「わっしょい!わっしょい!」と元気に出発した二人だったが、



帰ってきたら、おままごとのテーブルに変身していた。





Sくんを見ていると、次々と遊びのアイデアが生まれてくるから面白い。


板のの上に、泥まみれになった石を置き、「お肉でーす」と言っていたSくん。


そんなことをしていると、Tくんが興味津々に「何作ってるのー?」とやってきた。





「これは辛いやつで、お肉につけてね。こっちは甘いやつだよ。」と。


こ、これはフレンチのおしゃれな盛り付けで見るやつじゃないか!笑



さらに、「余ったら、お持ち帰りできまーす。」と、タッパまで持ってくる。



いやあ、参りましたなあ。


観察力と発想力が素晴らしい!





Mちゃんは、折り畳みバケツをコンロに見立てて、鍋を振る。


卵に見立て石を割る仕草も、手慣れた様子。


Mちゃん曰く、よくお手伝いでお料理をするのだとか。


子どもたちの遊日は、生活が見えてくるなあ。





冒頭のSくんとZくんから始まり、MちゃんとTくんのおままごともあり、


今日は色々なペア活動が盛んだったような気がする。





「ほら、ここ持って!せーの」と声をかけたHくんに、誘われたYくんはにっこり。





自分から「何してるの?」と入って行ったり、


「一緒にやろう」と誘われたり。



面白そうなことをしている姿をみてまねしてみたり。





「見てー!Dくんと遊んでるの!」とYSくんが言った。


Dくんも、「Sはオレといたいみたい。」と嬉しそう。


DくんとYSくん、あまり見ことがない組み合わせだった。



実はその前に、Dくんがイタドリの食べ方を教えてくれたのだそうだ。


「こうやって剥くんだよ。」「食べる?どうしたい?」と声をかけながら。




仲間を知るきっかけはたくさん転がっている。


そのきっかけを自分のものにできるかは、自分次第なのだ。





MSくんが、今日初めてお昼寝をした。


それだけたくさん遊んで、この場所を知って、安心できてきたという証拠なのだろう。




仲間の一人ひとりと関わっていく中で、その子を知り、安心して自分を出していく。


1対1の関わりはその第一歩なのだろうと感じたなあ。









今日も素敵な時間をありがとう。

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