バランス
- はな
- 1月23日
- 読了時間: 2分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
「わっせー!わっせー!」という先頭のSKくんの声を聞いて、次々と集まってきた仲間たち。

SOくんも、そんな声を聞きつけてやってきた。
顔に「面白そう!」と書いてあるね😁

「よーいどん!」の声が聞こえてきたら・・・

SOくんも走る!・・・が、転倒💦
一瞬泣きそうになったが、すぐに立ち上がって

戻ってくる頃にはこの表情だ。
それだけ、みんなと一緒に遊ぶことの喜びを感じられるようになったのだなあ。

みんなと同じことをしてみたい!と思えるのは、仲間への興味が広がってきた証拠だね。
最近のSOくんは、視野が広がってきて遊び方が変わってきている。

相撲大会も、気づいたらじっと見つめて観察。
2歳の子たちが4歳同士の戦いを見守っている。
インプット中・・・。

ここまでの写真で、SOくんに限らず、とにかくみんながまとまって遊んでいることにお気づきでしょうか?!
このテーブルの下の狭い場所に何人いるの?!?ってくらいに集結していた子どもたち。

沢も山もあって、広いかもしか小屋の敷地内で
子どもたちが遊び場にしているのは、本当に狭い範囲だ。
でも、その場所で子どもたちは集中して自分のやりたいことをして遊んでいる。
表情もいきいきとしている。

いつも遊んでいた薪がなくなってしまったことに気づいた子が何人かいたが、
使ってしまったという事情を説明すれば納得して、代わりに遊べそうな物を探して遊び始める子どもたち。
どんな物でも、どんな場所でも、
大人が想像できないくらいに子どもたちは楽しむことができるんだなあ。

遊び道具も工夫しているが、
仲間がいることも大きいのかもしれない。
気の合う仲間がいれば、遊ぶ場所はどこだっていい。
奥の屋根の近くで、Hくんが泣き出してしまった時、
テーブルの下で遊んでいたはずの子どもたちが全員外に出て心配して駆けつけてくれた。

みんながまとまって遊んでいると、私たちは全員が見渡せていいなあと思っているけれど
子どもたちも、みんなの動きを把握できるこの距離感が心地いいのかもしれないなあ。

環境も、人も、全部がバランスよくなっていることで
子どもたちはのびのびと遊び、成長することができるのだろうなあと
今日の子どもたちを見ていて思ったなあ。


今日も素敵な時間をありがとう。
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