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試行錯誤の日々

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 5月1日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


スタッフのはなです。





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今日は少人数で6人でのこまめ。


最年少のHくんを自然と囲む形になったまあるくなあれ。


座ったまま動かないHくんを誰も無理矢理に動かそうとはせずに、


どうすれば全員でできるか瞬時に考えてできる子たちなのだ。



「子どもだけでやる!」と言ったのは、2歳のRくん。


昨年度末に大きい子たちが中心になって言っていたこの言葉だが、年度が変わってもあの時一緒にいた仲間が引き継いでいるのだ。


5月に入ったばかりなのに、もう子どもたちだけでやってしまうなんて、これからどうなっちゃうんだろう。笑





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こまめ第一ゴールデンウイークが明けて、5日ぶりのこまめ。


休みが続くとスタッフ側は色々心配をしてしまうのだが、


やっぱり今日もその心配はいらなかったみたいだ。


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むしろ、休みが長いと早くこまめに行きたくなってしまいたくなるあるある。笑


元気いっぱいの返事が野原に響き渡って最高の朝✨




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竹の子たちのパワーもみなぎっていて、


あちらこちらに顔を出していた。



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発見すると、何の迷いもなくスコップを持ってくるHくん。


すぐに、掘る


のではなく、叩く。


一度自分で採れた経験のあるSくんはどんどん手を動かす。



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とにかく自分が今持っている力でとるにはどうしたらいいか、考えて


手を動かして、最後までやり切る。


そして、実際には手を動かさなくても、それを周りで見ている子たちの学びも大きい。


最初は短く持っていたのに、だんだん力の入れ方のこつが分かってきて、


遠心力を上手に使っていたSくんには驚いた。



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竹の子一本にたくさん学ばせていただいているなあ。



4歳の2人が協力して叩き倒し笑、


Sくんが最後の一撃を加えると見事採れたとき


間髪入れずにHくんが「Sちゃんすごいね!」と言った。


Hくんの力も間違いなく加わっての結果だったのに、すぐに仲間を素直に認めることのできるHくんはすごい。


スコップを用意してきたときに、「みんなの力が必要だ!」と言っていたHくんは、竹の子を自分が持ち帰ることではなくて、みんなで竹の子を採ることがゴールだったのだね。





さあ、こちらではまた別の竹の子。



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「これ食べれる木だ。」という表現が聞こえてきた。


確かに。笑


これをダンプカー(一輪車)にのせたい一行は、あの手この手を試みるが


なかなか一発ではうまくいかない。



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失敗しても、場所を変えたり、持つ人を交代したり、


試行錯誤はずっと続く。




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次々と案を練り出し、行動できるこの子たちの様子は見ていて本当に面白い。








大きなスコップを使いたい!と、


SIくんはお兄さんたちが使っていたスコップが、使われなくなった瞬間を狙って取りに行く。



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なかなか上手に使いこなせないのだが、やっぱり使いたい。



お兄さんにちょっとかして〜と簡単に奪われてしまうと、欲しそうな顔をしていたので、


言葉で伝えていいんだよ


とは伝えたものの、本人は「待つの」と言った。



これが今SIくんができる方法なのだ。


自分で決めて、やってみて、


ダメならそれからまた考えればいい。



待ってみて、もっと使いたい気持ちが勝れば、


また別の方法を考えるのだろう。






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今日は、1時間半泣いていたHくんが、ピタッと泣き止んだかと思うと


自分で水筒を所定の場所に置いてきてから活動を始めた。



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まさに、自分で決めて、自分で行動する!


試行錯誤の一歩目だね。





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時間はかかるけど、


試行錯誤することが、成長への近道なのかもしれないなあ。



 
 
 

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