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一人一人

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2月20日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。




走ると口が開いちゃうよね。


心がほぐれている証拠だね。


腕も挙がっちゃうよね。


これだけ見ると、春みたい。



朝はかなり冷えていて、小屋の中の水道がすごいことになっていると、ずんずんが言うので見に行ったら、こんなことになっていた!


こんな中でも毎日こまめやってる子どもたちと私たち、すごい!!笑


思いっきり走った後に、徐に沢に入ろうとしていたHくん。


この高い場所からhくんが降りるのを、初めて見た。



見ると手は震えていて、何度も上がろうとしては降りようとして・・・繰り返していた。



そして、ずるっと・・見事滑り降りて着地。


すぐに戻ってきたが、Hくんの初入水だった。


なぜ突然に?!


と思っていたが、実はその前に「大丈夫かー?」と声をかけていたHくん。


SOくんが登れなくて泣いていたことを心配していたのだ。


もしかしてSくんを助けようとしたの?と聞くと、「うん」と答えたのだった。


怖さを乗り越えて、仲間のために動いていたHくんに驚くばかり。





朝の小屋の風景。


スタッフが外にいると、中から「絵本どうぞ〜」という声が聞こえてきた。


見ると、自分たちで絵本を用意して読んで待っているではないか。


「次これかして〜」


「一緒に読もうよ〜」


と、会話もスムーズにできるようになったものだ。


もう春はすぐそこなんだなあと、色々な場面で思うようになってきた。




寒い中頑張っているし、たまにはご褒美に笑


今日は焼きマシュマロ〜♡



頬を真っ赤にしながら、一生懸命に焼く。


いつも焚き火をするときは危なっかしい場面が多々あるけれど、今日はみんなすごく上手火との距離感を保っている。


じっくり向き合うと、分かってくるものがあるのかしら。


人との向き合い方と同じですな。



2、3歳にして、「あっち」とか言いながら、火傷しないようにギリギリのラインで楽しむ技術が身に付いてきた子どもたち。



遠すぎて全然やけなかったり、


近すぎて黒焦げになったり笑、


やっぱり経験あるのみ!



マシュマロを焼こう!という話が出てからすぐに、Aちゃんがたくさんの木の枝を用意してきてくれた。


何本あるの?と聞くと、「16本!」


なんと、今日の子どもたち13人と、スタッフ3人の合計ということだ。

Aちゃんなりのみんなへの愛を感じるなあ。


「みんなで食べたら美味しいねえ〜」とHEくんの声も聞こえてきた。





振り返りの時間、ほぼ全員が「マシュマロが美味しかった」という感想を言っていたのだが笑、


その中でHくんだけが「Yちゃんと、Hと、Zちゃんと・・・」と全員の顔を見ながら、全員の名前を出して「楽しかったです!」と発表したのだった。



さらに、今日最年少だったSOくんに「こまめ、どうだった?」と聞いたら「13ー!」と答えてくれた。


今日は合わせて13人。


たくさんいると、どうしても見切れない部分が出てきてしまうけれど、


子どもたちは全員を把握して、一人一人との時間を大事にしていることが伝わってきたなあ。









今日も素敵な時間をありがとう。


 
 
 

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