一歩ずつ
- 菜緒 小沢
- 5月12日
- 読了時間: 3分
こんにちは!
スタッフのドドリです。
今日のこまめはなんだか穏やか・・・。
何人かでおままごとをしているように見えますがよく見ると、一人ひとり違うことをやっている。

S君は大きな木の枝を駆使して謎のアート作品を作っている。

H君は集めたへびいちごと土を混ぜた混ぜご飯を作ったみたい。

それぞれが、何かに熱中して作品を作るアーティスト集団のようだ。
だけど朝は大きな鳴き声が鳴り響いていた。
N君はお母さんとバイバイしたあと朝の会が終わるまで泣いていた。
でもN君のすごいところはお返事タイムが始めると静かになる。
そして自分の名前が呼ばれるとはっきりと返事をしてまた泣き始める。
やらなくてはいけないことはしっかりやる。
それがわかっているのだと伝わる。泣いていたってしっかりものだ。

まぁるくなれが始まる時もまだ大きな声で泣いていたが
「中がいい」
と言ってみんなの輪の中へ入っていく。
節目節目の大事なところはわかっていて、泣いていても身勝手さは何もない。
活動が始まる頃には切り替えて
へびイチゴ集めに夢中
「いちごいちご」
と小さな声でニコニコしていた。
こまめベースにはへびいちごだけではなく、本当のいちごも育っている。
こまめばたけには赤くなったいちごたちがいっぱい。
H君が畑を見て
「いちご、いっぱい」
とつぶやく。
見つかってしまったら仕方ない。
いちご食べたい人集まれ~!

真っ赤なイチゴをおいしそうに食べる子ども達。

あまりに美味しそうなので
「ドドリも食べたいなぁ」
私がそうつぶやくと
F君がいちごを一つ取って私に差し出してきた。

あまりに感動して写真を撮ることができませんでしたが、なんて優しい笑顔でしょうか!
子ども達の純粋な優しさに胸を打たれるばかりです。
いちごを食べてもおなかがすくこまめ達。
お昼ご飯の時間
ごはんを食べ終わったH君がS君のもとへ
2人は去年からこまめで一緒に活動してきた仲間だったが、一緒に遊んでいる姿はあまり見たことがない。

H君がS君に帽子をかぶせてあげる。
S君は一瞬嫌がるが、なんだかお互いにそのやり取りが楽しかったみたい。

この笑顔です(笑)
ずっとお互いに意識して
お互いに好きだったと思うけど一緒に遊ぶことはない。
でもこのことがきっかけで仲良しになったみたい。
アフターの際もずーっと二人で楽しそうに遊んでいた。
何がきっかけかはわからないけど
少しずつ心を開いて
少しずつ仲間になっていく。
みんな少しずつ少しずつ成長していく。
進んでいく。
今日は疲れて眠い子も多いみたい。


たくさん休んで
また少しずつ進んでいこう。








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