体感する
- 菜緒 小沢
- 5月19日
- 読了時間: 3分
こんにちはスタッフのドドリです。
今日は1歳10か月S君のこまめデビューの日🌟
おやこまめに何度も参加してくれたS君
しかし初めてママと離れてこまめで活動をする。
ママと離れた瞬間に泣き出すS君。

状況の理解のスピードが速い・・・
S君が泣いているとF君が顔を覗きに来た。

以前Hちゃんのデビュー日もHちゃんが泣いている様子を心配そうに見つめるF君がいた。
その時も、そして今日もF君の目はとても暖かい。
MS君もS君の泣き声が気になり遠くから見つめている。
そしてゆっくり近づきS君の顔をのぞき込む。

MS君は以前から泣いている子のことを心配して遠くから見つめる姿を何度も見ていたが
顔を覗いて心配している様子は初めて見た。
気になる、心配
そんな気持ちを伝えたり表現できるのも成長だと感じた。
心配する気持ちはきっとS君にも伝わったと思う。
H君も今日新しい友達を見つけた。
それは1cm以上もある大きなてんとう虫!
見つけると手に乗せて観察・・・

そしてにやりと笑い腕に乗せると

てんとう虫と一緒に活動し始めた。
時々様子を見てそしてまた遊びに戻る。。
本当に友達みたい!
H君のてんとう虫に気が付くこまめ達
「どこで見つけたの?」
と聞いて自分たちも!とてんとう虫探しの旅に出る。
てんとう虫は発見できなかったがアリの巣を発見!

KS君が
「餌をあげたい!」と言って
近くの草を巣の近くに持って行く
草は食べないと思うがその表情は実に真剣そのもの。
子ども達の生き物への興味や愛情は
こまめで遊ぶ仲間だ
と言っているようだった。
お昼前
Kちゃんが築山で遊んでいるとシンデレラの靴を見つけた。
「これ誰の?」
と私に持ってくる。
「これ、H君の靴だね」
と伝えるときょろきょろしてH君をさがす。
見つけるとH君のもとへ小走りで向かい、靴を渡していた。

そして受け取ってもらうと満足した表情でまた築山に戻る。
帰ってくる時のKちゃんの表情は明らかに変わっていて
嬉しいような恥ずかしいような
でも自信に満ち溢れた表情
その後遊びに戻るが今度は水筒が築山に忘れられているのに気が付く。
「これ誰の?」
「S君のだよ」
今度はさっきよりも速いスピードでS君のもとへ

誰かが困っている。
助けてあげたい。
そして実際にやってみたことでKちゃんの中で何かを感じ取ったのだろう。
褒めてもらいたいとか
感謝されたいとか
そういうことではない何か
言葉には出さないが確実に学んでいる。
その証拠にKちゃんはお昼ご飯の前にスタッフ全員の水筒を届けに来てくれている。

Kちゃんが自分で行動して感じたこと
学んだことがある。
そしてそれをアウトプットできている。
子ども達ってちょっとしたことで
学びを得て
大きく成長しているんだなぁ。









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