寄り添い
- はな
- 2024年10月15日
- 読了時間: 2分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
お寿司とサラダを「注文したんだー!」とMちゃん。
待ち姿も、店主も本物のようだ。
ここは食堂。
Aちゃんは、これを「しょくどう」と読んでいて、お店の看板としていたのだ。
もう1人の店主Kくんも真剣そのもの。
私たちがひっそりと溜め込んでいる銀杏をおままごとに活用する。
むきたての銀杏は湿っていて、土がつく。
それを「お団子みたい〜」と嬉しそうだ。
Hくんは、例の看板を「入っちゃいけません」と読み、いろいろな場所に設置して遊んでいた。
本当に入ってはいけないような場所に設置しているのがいい。
物の使い方は一つではないのだなあ。
子どもの数だけ遊び方があるから、見ていて本当に面白い!
椅子も、座る物という常識を取っ払えば、2段ベットになるんだって。笑
Yくんは1人、石で遊んでいた。
すると、ZくんとMちゃんがやってきた。
Mちゃんは「Y〜1人で何してるの?」と言って隣に座って遊び始めた。
MちゃんもZくんも、心が優しい2人だ。
自然とYくんに近づいていったが、どこかで1人のYくんを気に掛けたような気がしてならない。
「お弁当食べたいよねえ。でも一人はダメだよ。」と、Hくんに声をかけていたAちゃん。
「お花、とりたいの?とってあげるね。」とIちゃん。
Hくんは言葉では訴えなかったが、Iちゃんには分かるのだ。
子どもたちは皆、仲間の懐にすっと入ることができる。
私にはなかなかまねできない。
2歳になったばかりのYくんも、困っているHくんを見てこの表情。
行動こそ出なかったが、
「助けてあげたかったの?」と聞くと、はっきりと「うん」と答えた。
確実に助けてあげたい気持ちがあったのだ。
年齢関係なく寄り添う心をみんながもっているのだよね。
子どもたちを見ていると、寄り添うぞ!と意気込むものではなくて、自然と行われるものだと気づかされる。
子どもたちは、仲間の心の内が分かるのだろうなあ。
本物の寄り添いをこんなにたくさん見せてくれる子どもたちに感謝。
今日も素敵な時間をありがとう。
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