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春の訪れ

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2023年3月20日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。





丸太の穴に、枝をさすという遊びをひたすらやり続ける2人。


地味に見えて、穴を探したり、枝の太さを変えてみたりと、集中力がいるのだ。


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朝大泣きしていたとは思えない2人。


左のEちゃんはまだ2回目、右のMちゃんは今日が初めての日。


初対面だろうが、どんだけ泣いたかも関係ない。「今、やりたいこと」に没頭していれば、自然と距離も縮まっていくんだ。




一つしか集中できないのではなく、


一つに集中できるって捉えると、子どもの能力は羨ましいなぁ。





そんなEちゃん、観察の仕方が鋭い。


じっくり観る。それも近くで。


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Dくんが、ペットボトルに葉っぱや枝を詰めてジュースを使っているのを見ると、


(そこに座ってて、と指示されているのであって、怠けてる訳ではありません。笑)


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Eちゃんも即実践!


まだまだ緊張している様子もあるけれど、たくさんのものを目に焼き付けている証拠。


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今度はAちゃんが、近くでキャンプごっこを始めた。


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すると、Eちゃんもついて行って観る。


やはり、距離が近い。グイグイ覗く。




そこに、EOちゃんが「ねえねえ、入ってもいい?」とやってきた。


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Aちゃんは、「はいはい、いいよー!ちょっと待ってて。」


と言うと、自分のシートを持ってきた。


EOちゃん「ありがと〜」


Aちゃん「はいはい〜いいよいいよ座って。」


と、なんとも大人な自然なやりとりをしていた2人に関心してしまった。


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ってあれ、Eちゃん、知らぬ間に入ってるー?!?



2人のやり取りを見て聞いて、入っても大丈夫と判断したのかな。


恐るべし!







春の訪れを感じさせるものが日に日に増えていくと感じた今日。



「見て見て〜、なんか変なのがある!」と言われるので見に行くと、ワタを被ったゼンマイが顔を出していた。


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これが春の訪れを知らせてくれるものと知らなくても、


いつもと違うものがある


ということに気づける視点が素晴らしい。






こちらは、日に日に芽を伸ばすタラ。


今年の卒こまの記念として、植えてくださったもの。


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それを抜きたくなる。笑


うん、分かる。真っ直ぐに伸びるきれいな枝は魅力的だよね。


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これを見たDくんが、


「これ、ママたちがうめてくれたやつだよね。」


と言った。


式の準備に来てくれたDくんは、しっかりその様子を見ていたんだね。



こうやって子どもたちの口で語り継がれて、大事にされていくと嬉しいなぁ。






先週は緑だった蕾が赤くなり、桜がちらほらと咲き始めた。


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つい満開を見に行きたくなるけれど、満開までの過程を見られるって幸せだとふと思った。



花が咲くまでのように、


たくさんの経験をして、心の栄養を蓄えて、自分のタイミングで花を咲かせる子どもたちのようだな、とも。




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これから子どもたちがどんな花を咲かせるのか楽しみ。


私もどんな花を咲かせようかな。


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今日も素敵な時間をありがとう。

 
 
 

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