晴れ晴れ
- はな
- 2024年12月12日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
今日は祭りじゃー!!
うおおおおおー!

すっかり定番になった子どもたちだけでの「まあるくなあれ」。
今日は少なめの8人だから、輪も小さい。

朝の会を始める前に、SKくんが言った。
「男だけしかいない!」
「あと女2人!」・・・笑

そう、今日は8人全員男の子!男祭りなのじゃー!!
上のまあるくなあれの写真を見返して欲しい。
男の子はやっぱり棒が好き?!みんな棒を持って繋がっているのだ。
今思うと、手では小さくなってしまう輪を大きくするために棒を持っていたのか?!?!
偶然か?!いや、子どもってたまにものすごいことを考えているから、分からんぞ。笑

一人が走ればみんなが走り、
お相撲が始まればどんどん人が集まってくる。
ずんずんがかいてくれた土俵も意味をなしていない。笑

「はっきよーい・・・あ!!ヘリコプター!」と、中断。笑

色々な遊びが次々と行われていく。
レスキュー隊ごっこをやろうというZくんが、負傷者役になるんかい!笑

SOくんもそっちを真似するんかい!笑
今日は始めてこの巨大丸太を転がし始めた。

と、思ったら、丸太はぽつりと置き去りにされて
子どもたちは次の遊びへ向かっていた。

とにかく「面白そう!」なものが目に飛び込んでくると、今持っていることややっていることを捨てて次の遊びへ移っていく。
そして、人だかりを見てまた人が集まって・・・
展開は早いが、遊びに一体感があって見ていて本当に面白い!
こちらは、SKくんが運転するキッチンカーなのだそう。

運転席と、品出しをする場所と、ちゃんと分かれている。
本当にキッチンカーに見えてきた。
「いらっしゃいませー」と今度は販売をしていたら・・・
SOくんが、一緒に遊びたかったのか、Zくんたちが並べていた商品を全部下に落とし始めてしまった。

そこで、怒る子もいたのだが、Zくんは「これで閉店でーす」と言った。
下に落ちてしまったことをマイナスと捉えることなく、閉店とすぐに転換して言うことに驚いた。
そして、優しさも感じた。
そこにあるもので工夫して遊ぶ力、
ものだけではなくて、そこで起きたことに対して柔軟に対応する力も
全部は「自分で考える」ことが前提にあるのだろうなあ。
そんなこんなで笑、あっという間にお昼の時間。
なんだか家族のようにみんなリラックスした顔で、笑顔もたくさんで楽しくお弁当を食べている姿がすごくいいなあと思っていた。

するとKくんが「みんなで食べると美味しいねえ✨」と満面の笑みを浮かべて言った。
それはテンプレートではなくて、Kくんの心からの言葉のように聞こえた。
ふと、この言葉昨年も聞いたなあ・・・と思い出していたが、その場所もやっぱりかもしか小屋だった。
この時期になると、それだけ仲間との距離が近くなるのかなあ。
大好きな仲間と囲む食事の時間、いいなあ。
お弁当前に眠たそうにしていたKくんにずんずんが「眠い?」と聞くと
「眠くない。疲れただけ。いっぱい遊んで疲れちゃたー!」と答えたKくん。
疲れているけれど、なんとも言えない充実感に溢れた表情だった。
まさに「晴れ晴れ!」
それだけ全力で遊べた証拠だろう。
工夫して遊んで、仲間と関わって、困ったときには考えて・・・
頭も心もたくさん使って、充実感を味わって
そこから出る表情や言動は本物だ。

上のこととは逆に、
嫌なことが残っていたら、晴れ晴れした表情や言葉は出ない。
すごくわかりやすい仕組みだ。

負の感情も経験していくことは大事だと思っているけれど、やっぱりこの晴れ晴れした顔を見ると嬉しくなっちゃうんだなあ〜♡
今日も素敵な時間をありがとう。
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