知りたい
- ずんずん
- 4 日前
- 読了時間: 3分
こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです🌱。

自分自身も 朝 父とのわかれのときに
泣いていたのに
それよりも何よりも
友だちの涙の方が 気になるなんて。
首巻きの手ぬぐいには
友だちの涙をぬぐうという 使い方もあるんだね。
毎年この光景を見る。
こんなことができる2歳、3歳、
なんてすてきなんだろう。
だれも教えていないというのに。
それは 子どもたち自身が
自分のこころが動いて
そうしたいと思ったからに過ぎないんだな。
人は生まれたときから
その人自身という 人格がある。
それを否定しちゃいけないんだと
そういうところから
改めて 思う。
そして・・・

わんちゃんにも!
近所に住む ぎんちゃん(通称:ぎんぎん)が
朝泣いているNくんのそばへ寄り添う。
その後 ぺろっと(笑)。

泣いていたNくんは
すぐに涙が引っ込んでしまい
自らぎんぎんに 手を差し伸べていた。
人だけでなく
生き物にも こころがあるんだねぇ。
ぎんぎんとは 愛鷹時代からの
こまめの相棒!
(愛鷹にもお散歩に来ていた。そして引っ越し先のお隣さんだったというミラクル✨。)
これからも こまめたちを癒してね♡。

その後も なんだかんだと
悔し涙や 泣きべそをかくHくんを気にかけ
話しかける HKくん。

だいじに使っている タオルを持ってきて
やさしく包み込もうとしているのに
「おらに 構わなねぇでけろ!」
とばかりに なぜかたたかれたり殴られたりする HKくん。
やられてばかりいる?
いや 違うと思う。
HKくんは 強いと思った。

だって 何度も何度も
向かって行くんだもん。
Hくんの もやっとした気持ちを
自分のことのように抱えて
すっきり出させてあげるように
あきらめないんだもん。
しかも 相手の目の前に
正対して。
これはなかなかできることじゃない。
人は あきらめる、
簡単に。
でも あきらめない、
HKくんは。
だから 強い。
Hくんも
いつもならそれで怒って泣いて
甘えておとなを頼るのだけど
HKくんに すべてぶつけたから
今日は 来なかった。
そして 癇癪を起して
投げ捨ててしまう帽子を
毎回 毎回
拾いに行っては
かぶり直した。
これは HKくんの
おかげだろう。

その後 1歳のKくんと
給水タイムを楽しんでいた。
これも初めてみた。
いつもは 大人へのコミュニケーションが多いが
友だちと お話ししているではないか。
こんな場面を
遠くから眺めている。
そういうときに
しあわせを感じる。

こちらでは
ひとりで ぽつんと
自分のじかんを 過ごす
まだ1歳のNちゃん。
そこに 「こっちおいで!お水のも!」
と明るく誘い
丸太椅子まで戻ってくると
「おいしかったね!」
「うん。」
「アンパンマンが 好きなの?」
「うん!これ!」
驚いた。
Nちゃんから しぜんとことばを引き出している。
Yちゃんは それができる子なんだ。

そしたらNちゃん
こっちを見て この笑顔!
すっごく うれしかったんだね。
そんな笑顔を見ると
こっちまで しあわせになる。
あたしは 子どもたちのかかわりを
遠くで 眺めるのが好きだ。
愛おしい。
本当に 愛おしい。
だからなるたけ
そこに 介入したくない。
子どもたちのせかい
なんて おもしろいんだろう。
興味深いんだろう。

そんなふうに思って見ているのは
あたしたちスタッフだけではない。
今日は朝からベースで
作業をしていた 地主の井原さんが
子どもたちの 一日を見ていて
こう言った。
「朝と帰りと
まるっきり顔が違うじゃんか!」と。
子どもたちの
朝の気持ちから
日中 こころとからだが動き
帰る頃には
母に会えるという わくわくで
どんどん変化をしていく過程を
見ていての 気づき。

子どもの世界は 奥深い。
だからもっともっと知りたい。
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