避難訓練
- ずんずん
- 4 日前
- 読了時間: 3分
こんばんは。
子どもたちの「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです。

まっすぐなライン。
これはなにかというと
こまめファンのあなたなら
わかるはず!(笑)
そう、今日は 地震の避難訓練。

「地震って聞いたことある?」
地面が ゆらゆら揺れることだよ。
大きく揺れたら いろんなものが落ちてくるかもしれない。
怖くて動けなくなるかもしれない。
はなちゃんの説明を 一生懸命に聴く子どもたち。
今日は 1歳~3歳の参加者。
こちらが真剣に伝えれば
何歳だって 真剣に聴いてくれる。

こちらは 訓練何度目かのベテラン Sくん。
イラストの真正面に立って
聴く姿は
1.2歳たちの お手本だ。

ひとりにならないよ、
みんなで、
という約束を 再確認して輪になるとき
このSくんが 手を差し伸べてくれる。
Sくんが 初めて訓練を体験したときは
がんとして 動かなかった。
少しでも触ろうものなら
泣いて叫んでひっくり返って
それはそれは すごい抵抗をした。
誰だって 初めてのことには敏感。
変化は 怖い。
結局 この日は
Sくんを おんぶしながら歩いたんだっけ。
そんな思い出をぼんやり浮かべながら
今日は どんな日になるだろうかと想像する。

「右見て~ 左見て~ また右を見て~。」
はなちゃんのことばに合わせて
首を振る子どもたち。
しかも「来てないよ!」など
確認したからこそ わかる 声掛けをする子も。

道中 道行く人に
あたしたちが あいさつすると
「こんにちは~!」と
まねして Sくん。
地域の人とも コミュニケーションできる余裕まで
できたんだね。
工事をしているお兄さん、ガードマンさん、
近所の住人の方など
たくさんの方たちが
にこにこと笑顔を浮かべ
見守ってくれたり 話しかけてくれたり。
「この中から 総理大臣がでるかもしれない!」
と言ってくれる方も。
そうです、わからないですよね。
でるかもしれない!!(笑)
先頭の子がすることを
後ろの6人が きっりりとまねしながら歩く。

今日の避難地の公園に 到着!
片道30分弱で 着いてしまった。
優秀な子どもたちよ。。
ベースに戻ろうというとき
遅れて来た子がいた。
「ここあいてるよー!」
とHくん。
こ、この光景は!!
と思わず はなちゃんと顔を見合わせた。
卒こましていった子たちが
遅れて ロープに入ろうとする子たちに
していた光景だった。
見ていたんだなぁ。
そうやって
友だちのすることを
ひとつひとつ
自分の引き出しにしまって
今、というタイミングで
だすんだねぇ。
感心しきりです。

帰りも まっすぐに
前の子と同じ道をたどりながら歩こうか(笑)。

今日は 暑かった。
夏日だった。
そんな中
いつもと違う場所へ出て
車も通る道で
神経を使ったからか
疲れて 眠そうな子たちが続出。
様子がおかしい(笑)。

「できないーーー!!やってぇぇぇ。」
いつもそう言いながらも
手を動かして やろうとするIくんでさえ
もう何も見えない状態に。
そんな姿を見て Hくんがとんでくる。
「いいよ。Hちゃんの背中に つかまって。」
たくましくなったもんだね、Hくん!


もはや 帽子のかぶり方さえ
よくわからなくなってきた 子たちも(笑)。
防災訓練は
自分を守るための 訓練。
なかまもだいじ。
それは 関わっていく中で
築いて 気づいて いけるもの。
もっともっと
関わっていきたいね。

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