かみしめる
- はな
- 2024年3月5日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
「楽しいねー!!最高だねー!!」と、全力ではしゃぐAちゃん。
そんなAちゃんが最高だー!!

「カラシナ採りに、行く人ー??」と、大きな声でみんなに呼びかけるスタイルのAちゃん。
そんな声を聞いて仲間が集まると、
「4人でカラシナとってきまーす!はなちゃんは来なくても大丈夫だよ!」だと。

年齢も関係なくみんな誘い合って、子どもたちだけで話を進めて行動する、という光景を最近よく見る。
昨日、山に登る時もそうだった。
自分たちで決めて、自分たちで動いて、遊んでいるから、
「最高」だなんて言葉が出るのだろうなあと、ふと思ったなあ。

別の時間、Yくんも「はあ、楽しいねえ」と独り言のように呟きながら、カラシナ採りに没頭していたのだった。
こちらは、ベンチからのジャンプ大会!
置いた板めがけて、そこに着地するというルールらしい。

Kくんの番になった時、ジャンプしようか迷って時間がかかっていたのをみて
「早く〜」という言葉が飛び交う中、
Dくんは「自分のタイミングでいいからね!」とKくんに声をかけていた。

「自分のタイミング」
私たちもよく言っていてまねをしたのかもしれないけれど、
Kくんを想っての優しい言い方、この使用のタイミングをみたら、Dくんの心からの言葉だと感じたなあ。
今度は、焚き火用の水が入ったバケツを用意する場面。
私が水を入れ終えると、「Kくんたちでやるから!」と率先して動いた。

「段差はKくんやるから、Tは手離してて。危ないから。」

WちゃんとSくんの応援も増え、お水運びも終盤戦。
「こっちは(地面に)石あるから、こっちから行こう!」
「ともちゃん先生、もうすぐ置くからねー!!」

終始Kくんの指示とリードで事が進んでいったのだった。
Kくんの目つきは、しっかり「お兄さん」になっている。
もう、大丈夫 と確信した。

今日は、ともちゃん先生に向かってMちゃんが
「ともちゃん先生、もう終わりなの?」と言ったそうだ。

ともちゃん先生も卒こまめする、とお家で聞いたのだろう。
今日はずっとともちゃん先生の近くにいたMちゃん。
お弁当の時に、ノートを書いていた姿を見て「ともちゃん先生、おにぎり食べて。」と心配していたMちゃん。
Mちゃんはまだ2歳だ。
それでもこんな風に最後ということを分かって、かみしめて、行動するのだ。
ここ最近の子どもたちの自立っぷりは、
きっと「卒こまめ・代替わりの時まであと少し」ということを分かってのことなのだろう。
そう確信せざるを得ない出来事が日々起っている。

子どもたちの力は無限大だ!
今日も素敵な時間をありがとう。








コメント