こまめ初め🐉
- はな
- 2024年1月5日
- 読了時間: 2分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
迎春✨
こまめの1年の初めの日にふさわしい気候に、爽やかな子どもたちの笑顔。

いつの間にか花を咲かせた水仙。
子どもたちも少し見ないうちに背が伸びていたり言葉が増えていたり。
13日間は長いようで短い。
でも、間があくと朝は寂しくなっちゃう・・・というのは当然で。

涙が溢れていたKくんも、お名前を呼ばれると
しっかり手を挙げて返事を返してくれた。
これだけで、Kくんがこまめに前向きな気持ちで来てくれたことが分かるよ。

泣き声が一人、また一人と止んでいく中で、
Yくんの元気な泣き声が響き渡っていた。

「ママがいい・・・」「ママはどこ・・・」
たった5時間とはいえ、子どもたちにとってはお休み中にずーっと一緒に過ごした家族と離れることがどれだけ重大なことか。
でも、私たちはYくんがこまめで思い切り楽しめることを知っている。
だから気持ちに寄り添いつつも、思い切り泣くYくんを無理に泣き止ませようとはしなかった。というより、それが出来ないくらいに泣いている。

でも、写真を見ていて気づいた。
必ず誰かがYくんを見つめて、心配していることに。
そんな気持ちも伝わったのか、
たくさん泣いた後で、Yくんは自分のタイミングで泣くのを終えた。
「Yちゃん、もう泣かないから」と言った顔は、どこかやり切った表情をしていた。
やり切ることがどれだけ大切か、改めて感じたなあ。

そんな頃、Aちゃんが冬イチゴを採ってきてYくんに渡した。
「はいこれ。食べたらもう泣かないよ。」と。

Sちゃんは、泣いているYくんには声はかけず、泣き止んだYくんに対して
「Y、もう泣いてないね。ママ2時に来るからね。」と言った。
伝えるのは今だ、と待っていたのかもしれない。すごいなあ、Sちゃん。

気持ちを切り替えたYくんは、強い。
真剣に見守る目の先には・・・

崖のぼりをする仲間だ。
「Yちゃんは今日は登らない。みんなを守るんだ。」と言ったYくんだった。

自分のことで精一杯だった朝だったけれど、
いつの間にか仲間を気にかけて行動するようになっていたのだった。
優しさの循環を感じた1日。
子どもたちのパワーに元気をもらった1日。

本年もよろしくお願いします✨










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