こまめ初め🎍
- ずんずん
- 1月6日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです😊。
初めて 「77-93」
という ナンバープレートを見ました。
明日やん!七草やん!タイムリーやん!!

今年のこまめ冬休みは 16日間✨。
長かった!
そんな休みの間
Sくん(黄色)は 冬休みに入ってからも
毎日のようにザックを抱えて
玄関へ向かったり
活動時の写真を見返していたりしていたそう。
そんなに 待ち望んでいてくれたんだね😢。
そして 大好きなTくんの乗った車が到着すると
そこから Tくんが出てくるのを待って
お出迎え。

そっと 手をのばして ぎゅっとつかむ。
「会いたかったよ。」
そんな声が Sくんのまなざしから
聴こえてきそう。

休み明けの子どもたちは
少し見ないうちに
大きくなっていた。
身体の成長だけでなく
落ち着いても 見える。
そうだ、卒こま式まで あと2か月ちょっと。
毎年ここらへんで
子どもたちの成長が
めきめきと あらわれるとき。

それとは逆に
今日から こまめデビューの子も!!
靴がうまく履けなくて
泣いて泣いて。
でもそれが だんだんと その悔しさから
別の事柄に結びつき
「ママがいいー。」になったり
なんでも 「やだやだ!」
になったり。
もはや 泣いている意味さえわからなくなってくる。
それにつきそう
兄Kくんと 最年長5歳のAちゃん。
ふたりとも 絶妙な距離を保って
Fくんの 涙を見守る。

そのうち 他の子たちも
Fくんの泣き声に気がつき
駆け寄ってくる。
でも Fくんは 手を目の前に出し
その助けはいらないとばかりに 内向し続けている。
こころが ふさがってしまっている。

Aちゃんは つかず離れずで
Fくんの様子を見て
タイミングを見ながら 声をかけたり手をかけてあげたりしていた。
するとそれを見ていた 兄Kくんが
「Aちゃんやんないで!Aちゃんやだ!」
と 絶叫しながら 泣き出した。
自分の弟だから 自分が面倒を見たい。
その一心。

弟をしのぐ勢いで オイオイ泣き始めたKくん。
みんな 集まってくる。
子どもたちの その真剣な表情。

不謹慎かもしれないが
子どもたちの そういうときの 目 が好きだ。
相手を想う こころ。
寄り添う こころが
目に うつる。

朝の会のあいさつ 「まるくなれ」も
こまめが始まってから
1時間経ってしまったけど
なかなか 始められない。
兄弟の 呼応する泣き叫びは
少し時間が 必要かもしれないが
「こまめ やる?」
だけ聞くと Kくんは うなずいて
みんなの待っている輪の中へ
すっと入った。
Fくんは 兄が動くと 同じように歩いてきた。

Fくんが来るのを 背中で感じた
Sくんと Eちゃんは
つないでいた手を そっと離して
Fくんの入るスペースを 空けてくれた。
入ると またつないでいた。

その後 活動に入っても
なんだか 暗い表情の兄弟に
Tくんが 言っていた。
「ねぇ 東海道新幹線だよ!」
その一言で ふたりはそちらへ振り向き
目の先が
自分のこころでなく
他の物へ 移ることで
こころが解放するきっかけが
できたようだった。

Sくんは 何度も何度も
Fくんの頭を さすっていた。

友だちが困っていたら どうする?
この子たちなら
その子のために
一肌脱いじゃうんだろうなぁ。
どうにかこうにかして
助けたい という精神があるから。
そんな場面を
また新年から見られる。
こんなに 心洗われる
しあわせな 職場はない。
これからも
子どもたちの こころ動く瞬間を
切りとっていきたいなぁ。
今年もよろしく お願いいたします🌱。

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