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さよなら愛鷹

こんばんは。


子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を


引き出すサポートをする


元小学校教員の ずんずんです😊。


今日で 9年間活動をしてきた


愛鷹での こまめの活動を終えます。


いつもと同じ一日が終わると 思ったら・・・。

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雨上がりの今朝。


下見をしながら歩く いつもの朝。


でも これらの景色を


こまめの活動としてみるのは


今日が 最後。


なんだか 実感わかず。

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畑につけば


さっきまでの 霧の景色が 一変。

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晴れたー!!


きっと お空も こまめ最後の日ってことを


わかってくれてるんだねー


って 単純なスタッフ陣。


前向きな見方ができる、とでもいいましょうか(笑)。

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子どもたちも 親御さんたちから


聞いているだろうとは思ってるけど


朝の会で はなちゃんからも


今日は 最後の 愛鷹の活動だということを伝えた。

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「こまめの公園、もう最後なの?」


Iちゃんが さみしそうに つぶやいた。


「Kくんはさみしくないよ、だってかもしか小屋(冬に使っている山小屋)は


 火を使えるから!」


真剣に 


ちょっぴり不安そうに


それぞれが


それぞれの想いをもって


ちゃんと耳を傾けていた。


はなちゃんが 


「この場所でのこまめは終わりだけど


 こまめは 終わりじゃないよ、みんなとまだ遊べるよ。」


と言うと


ほっとしていた 子どもたちだった。


それを確認したからなのかわからないけど


いつにも増して


大所帯で 作業したり 遊んだりする子どもたち。

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大所帯というか


11人が全員いる という状態のときもあった。

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そして 移動は 走る!!

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走る!!

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走るーーー!!!!

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「ちょっと待っててー!」


という声に


「待てなーーーい!!!」


というMちゃんの声。


いつもなら 「待ってるよ~。」


なんて のんびり言っているのに。


「待ちきれなーい!!」


も 言っていたそうだ。


それだけ


ここ愛鷹でのじかんを 惜しむかのように


せっせと 急ぎながら


でも どれもこれも


愛しむかのように


端から端まで使って


遊びこんでいた。

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最後のあいさつ 「あんころもち」も


子どもたちだけで!


という声があがり


任せた。


朝のあいさつも 自分たちだけでやってのけた。


はじめから 終わりまで


子どもたちで 遊びきった 今日という一日。

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帰るとき 


3人でつないでいた手が


4人目に つながった。

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そのあと 5人に。

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6人。。。

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7人!!!


これだけ横並びになるのを見たのは


初めてだった。


そして この先を少し行くと


桜の木がある。

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先日 あまりにあったかいので


狂い咲きした 桜が あった。


それが 小さな さくらんぼの実をつけた。


見つけたのは Zくん。


これもまた 今までで初めてで


あたしたちに 最後の花を見せてくれたんだろうか。


実を結ぶところまで


見せてくれたんだろか。

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後ろを振り向くと


だれもいない フィールド。


もう ここに


こまめとしては 来ないんだなぁと思ったら


急に 涙が こみあげてきた。


ちょっと恥ずかしいから


ぎゅっと 口をつぐむ。


そしたら 遠くで

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「おーーい!ずんずん!


 待ってるよー!!」


って Mちゃんの声が聞こえた。


なんというタイミング。。。


涙 こぼれちゃうじゃないか。

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よく遊んだ桜並木に


こまめが 引っ越しするポスターを


掲示していた。


お散歩の人が よく声をかけてくれた。


その方たちに 感謝の気持ちを届けたくて


はなちゃんが つくってくれた。


それも 今日 外す。

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桜並木にでたとたん


こまめ坂が見えて


ここから一気に 涙があふれてきた。


さみしい。。。


ただただ そう思った。


楽しかった。


でも さみしい。


9年間 いろんなことあった。


こまめ3年目で 


子どもを授からないまま


離婚したときは


すごく すごくつらかった。


でも そのときは スタッフはおらず


ひとりだったから


毎日 笑顔をつくって 


無理をして


こまめの活動を した。


あるとき


ある子が あたしに言った。


「ずんずん しんぱい?」


笑顔だと思っていた顔は


不安が 隠せない顔だったみたい。


「ねんねしていいよ。」


他の子も 言ってくれた。


こまめの子たちに 本当に助けられた。


親御さんたちも いつも笑顔で


支えてくれた。


ただただ ありがたかった。

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こまめ坂をあがるとき


後ろで はなちゃんも


いろんな想いを抱いて


きっと 泣いているだろうなぁという


空気を感じていた。


そして 


あたしの9年間のことを思って


写真を撮ってくれてるんだろうなぁと図々しくも


エスパーのあたしは(笑)


背中で 感じていた。


わかるから 振り向けなかった。


今は


こんなに愛情あるスタッフはなちゃん、


だいじな子どもたちを


あたしたちを信頼して


預けてくれる親御さん、


そして


まっすぐに生きる 子どもたちがいて


こまめは 成り立っています✨。


愛鷹での9年間 ありがとうございました。


まだまだ こまめ しつこく続けるよーーー!!!


これからも


引き続き


よろしくお願いいたします。




愛をこめて🌱。


ずんずん

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