できたことにも
- ずんずん

- 2024年9月30日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです😊。
週4で練習していた よさこい練習が
もうすぐ終わります。(お披露目は土曜日!)
踊りこんでいたので かなり身体が軽くなりました。
味覚の秋に 練習が終わるので 反動が怖いです。。。

この森は どこ??
ここは 「トトロの道」。
と 勝手にうたっているのだけど
子どもたちにも そのうち浸透。
トトロの道は 細いからね、
片側は崖だからね
ここを通るときは ひとりでね。
通い続けていると
なかまと手をつないでいても
この道の手前になると
互いにさっと 手をはなす。
なんだか薄暗いし 細い道だし
ひとりだと 心細いし。。。
と 入隊間もない子たちは 涙を流すことも少なくない。
でも ここを抜けた先には

みんなが 待ってる。
視界は 明るくもなっている!
行きつく先は
桜の並木道(車道ではあるが、車は通らない)。

おーい!!
あたしも 後ろから歩いていくと
Aちゃんと Eちゃんの 声がする、
大きな クモの 後ろで(笑)。
Aちゃんちが 叫んでいたのも
近くに クモがいるから 教えてくれたとのこと。
そういえば 今朝から
大きな イモムシがいたんだっけ。

おままごとの リアルフライパンの上に のっけられた イモムシ。
なんだか シュールだわ。
エビ という子もいたっけ(笑)。

そんな どこになにがいるか わからない
お山の中で
子どもたちは あ あれ??
裸足になってゆく。

ことの始まりは Eちゃん。
足を 開放させてあげたかったのかな??
でも気づくと Sくんが
散らばった靴下を 靴の中に入れてくれている。
「まったく もう!」なんて 声がきこえそう(笑)。

笑ってみていたら 油断しますた。
脱がされました、あたしも(笑)。

そして脱いだ靴を 裸足の創始者Eちゃんが
履いておい。裸足でいるんじゃないんかーーい(笑)。

ここ 桜並木は 延々と 延々と続く 坂道。
広い通りを
何も考えずに 突っ走っていこうと思えば 行けちゃう。
でも 子どもたちは いつでも
「ここらへん」に いる。
それは あたしたちが 「いのちを守れる範囲」だと
理解しているから。
それでも 意志や欲求はあるから
たまにふらっと 出かけてしまう子ももちろんいる。

声をかけるでもなく 心配して ついていってくれたFくん。
どんどんと ひとりで下っていく Sくん。
もう欲求が抑えきれず(沢で遊びたい)、
その場に しゃがみこんでしまった。
こうなると てこでも 動かない。
なので あまりに 他の子たちと 距離ができてしまうときには
理由を伝えながら 抱えていくこともある。
でも 今日のSくんは
「理解できそう」という 第六感がはしり(笑)
「ここからはいけないよ。ひとりになっちゃう。そしたら命を守れない!」
ばしっと 伝えると
動きが止まり きびすを返して
もと来た道へ 戻るではないか!!
びっくりしながら 静かについていくと
そっと戻ってきて
あたしを包んで ポンポンと 2回やさしくたたいた。
あれは 「わかったよ。」
っていう 合図だったんだなぁと 感じた。
それでもまた途中で止まってしまった Sくん。

そしたら 何をしているのか気になった子たちが
迎えに来てくれていた。
その姿を見ると
ばっと なかまの方へ走りだした Sくん。

そして みんなで一斉に 戻ってくることができた。
その後 ザックを背負った Sくんは
再び 沢方面へ歩いていった(笑)。
が 今日は ことばで説明して理解して
戻ってこられたことが すばらしい経験。
だから また少しずつやればいいや
と 思った。

できないこともそうだけど
できたことにも
目を向けよう🌱。








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