みんなといること
- ずんずん

- 2024年6月17日
- 読了時間: 3分
こんばんは。子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです😊。
今日は 車ナンバー「48-71」(酔わない)
を 見つけました。
車酔いしないという 強い決意を感じます。

にっこにこの このふたり。
最近すごく なかいいふたり。
なかよく 逃走する ふたり(笑)。

こまめには 柵もない。門もない。
行こうと思えば 無限に行ける(笑)。
入隊して間もなくの
母を追って 走って行く子たちは
後ろを振り返ることなく どんどんと道路にも飛び出して行く。
でも なかまたちは そうさせない。
自分たちも そんな経験をし
先輩こまめたちから 守られてきたからなのか
どうしたらいいか 考える。
今日は 4歳、5歳になる ふたりがいた。
「オレが行く!」
威勢よく 口火を切ったDくん
でも いきなり走り出すんじゃなくて
Aちゃんと いっしょに ふたりの様子をまず伺っていた。
なんか この背中
ベテランの風格が 漂う。

年長者ふたりが 動き出すと
2歳児たちも それにつられて 動き出した。
そうそう 今朝は スズメバチがいたんだっけ。
それも 考慮して
いきなり走ることなく 静かに音を立てず
歩いて接近する。
あとは もう お任せする。
影で みていると
大捕り物みたいな 逃走劇(笑)。

相手は 追いかけてくると うれしい(笑)。
捕まえたい人たちと
追いかけてほしい人たち。
永遠に 接触できないじゃん(笑)。
でも 年長者となかまたちを信じ
「5人で 戻ってきてね!」
と伝えて 一度 その場を離れた。

その後 けっこうすぐに
みんな 戻ってきた。
もちろん 5人でいっしょに。

年長者ふたりは
最年少のRくんを真ん中に はさんでいた。
何げなく こういうことができるって
すごいなぁ。

みんなが 戻ってきたところで
いっしょに 出発!
勇んで ザックを背負うも
うまく背負えなくて 泣き叫んでいたSMくん。
それを 心配そうに見つめる SIくん。

Aちゃんも
声をかけるわけではないが
衛星のように SMくんのまわりを
ぐるぐると 気にしている。
心配なんだね。

また背負おうというタイミングは
もうここで こと切れてしまった SMくん。
本人より
周りの子たちが 気にして 横になっていたザックを
立たせてくれた。
チームだね。

待つのも だいじだけど
タイミングを失って
待ちすぎるのも 子どもたちにとっては
だらけてしまうし 集中も続かないし 飽きる。
Dくんが ぽろり
「めっちゃ待ってるー。」と言った。
「何を 待っているの?」と聞くと
黙ったり
違う話に すり替えてたりしていた。
なので 「何を 待ってるの?」
と 答えをもらうまで 何度か聞いてみた。
そしたら 泣き出した。
「だれかを 待っててくれたんじゃないの?」
と聞くと 「S」と 即答。
「いっしょに行かないから 心配してくれてたんだね。」
というと
「そうだね。」
と 本当に心配そうに 返事をした。
あとから 聞いてみると
どうやって答えたらいいか わからなかったようなことを
言っていた。
振り返れば
「何を 待っているか」と聞くと
「状況」(~をしていることを、とか)を答えなければならないけど
「だれを 待っているか」聞けば
「Sくん」(名詞)で すぐに答えられるなと
思った。
発問のしかたも
工夫が 必要だなぁと
再確認。。

子ども同士で
この 柵や門のない フィールドを
「みんなが いるところで」
という 抽象的な ことばで 伝えるのは難しい。
毎朝 絵カードとことばで
丁寧に 説明をすることで
ひとりひとりの 意識は
変わってきている。
「みんなといること」は
安全が 守られるということ、
「いのちを 守る」ということ。
あたしたちは 繰り返す。
あきらめない。
毎日 続けること。
継続は 力なりって
本当だなぁ。








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