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やりたい!

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2024年4月25日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。



「ばあっ♡」


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みてみて〜と、竹筒を手にはめて持ってきたEちゃん。


なぜいきなり竹筒?!というと・・・


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じー👀・・・


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兄さん姉さんたちがやっていやっていたのを見ていたから!


この時は気づかなかったけれど、実はよく見ていてやるタイミングをはかっていたんだなあ。





見てから・・・


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やってみる!


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早いタイミングでアウトプットする子だっている。


やるタイミングはその子次第。


「やりたい」と思った時がその時だ。





今日は年下の子も含めておままごとに熱中していたDくん。


少し前までは、代替りしてしまって同世代の子がいない中でなかなか自分で遊びを見出せずにいたのに。


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コップに入った泥水をこぼされて、「なんでこぼしちゃうの〜」と気落ちするDくんに、


Zくんが「いいじゃん、また持ってくるから。」と言った。


それを聞いたIちゃんが「よかったね、Dくん。」と声をかけ、


Dくんも「ありがとう」と言った。


お互いに受け入れれば、年齢関係なくこんな風に遊べるんだ。


関わる前から排除するのではなくて、今日はDくんが「一緒に遊んでみた」から、できたことだろう。


Dくんはちゃんと前に進んでいる。




朝の会の後、水も飲まずに一人で遊びに行こうとするSくんに気づいたDくんは


スタッフよりも早く、Sくんの様子を見に行ってくれた。


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すぐに連れ戻すのではなくて、まずは様子を見て一緒に歩く。


そして、いよいよ一人では危ないと思ったところで伝える。


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遊びだけでなくて、兄貴分としての行動もどんどん前に進んでいるDくん、かっこいい!


やらされていたら何も変化しなかっただろう。


どれもDくんのタイミングで、Dくん自身が動いたこと。





Aちゃんは、誰もいなくなったタイミングでおままごとを始めた。


「ここにー入れてー、はいいただきます!」と独り言を言いながら、かなり熱中していた。


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なるべく気配を消して見守っていたが、一人でもニヤニヤが止まらないくらいに夢中になって遊んでいたAちゃんだった。


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他の子たちで賑わっていた時にはそこまで動いていなかったAちゃん、


冒頭のEちゃんのように、やるタイミングを伺っていたのかも知れない。


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Aちゃんは、帰りの振り返りで


「おままごとが楽しかったの」と言った。


ここまで明確に言えたのは初めてのことだ。







自分で「やりたい」と思ったことが実現できたとき、


満たされた状態になる。



「やらされた」



「遊んでもらった」では、欲は満たされない。



遊びに限らず、大人だってそうだ。


「〜してほしい」と思っているだけでは受け身で、何も実現しない。


「〜したい」と思って行動するから夢は叶うのだ!




「やりたい!」の大切さを教えてくれたみんなに感謝。


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今日も素敵な時間をありがとう。


 
 
 

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