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アプローチ

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2024年8月9日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。






2つの並んだ背中、まるで姉妹のようだね。


どうしてこの光景になったのか、時を戻してみよう!


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いつものように出発して歩いていると、後ろの集団との距離が大きくなってしまった時、


私が「6人しかいないね。まだきてないのは誰だ?」と問うと、


「S!」「Hくん!」「Aちゃん!」


あっという間に、まだ来ていない子どもたちの名前が出揃った。



そして、すぐにMちゃんとIちゃんは「おーい!」と言って戻って行ったのだ。


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そんな姿を見て、まだ入隊して間もないHMくんも仲間の方へ。

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そこで、座り込んでしまっていたSちゃんに気づいたMちゃんがSちゃんを助けようとして近づいて行ったMちゃん。

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まずは距離を詰め、


近くに座り、


冒頭の写真のように隣に座る。


そして、Sちゃんに話しかけていた。


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すると、あら不思議。


Sちゃんもすっかり立ち上がって笑っている。

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口下手な、Mちゃんなりの助け方だ。


Sちゃんの心に寄り添ったから、体が動いたんだろうなあ。


ゴールのためにはどんな手段でもいいのよね。






無事にみんなで進み、いつもの場所でひと休憩。


まるで飲み会をしているかのような3人。笑


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楽しい時間も束の間、


HEくんがこの水筒をしまおうとした時に、


なかなか上手に入れられない・・・💦という出来事が発生した。


自分のことはどんどんやって、いつも周りの子たちを手伝っているHEくんが、今日は珍しく泣いて困っている。


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そんな姿を見ている背中が2つ。



Sちゃんは介入するタイミングを伺っていたのだろう。


私がHEくんに声かけしたタイミングで、手伝おうと動いた。


HEくんが「(チャックが)固いよ〜」と言うと、Sちゃんは「固いよね」と共感。


共感までできてしまうとは、恐ろしい2歳だ。

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Iちゃんはずっと近くで見守っていた。

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そして、「Hくん頑張れ!ずっとずっと応援してるから!」と声をかけたのだった。


Hくんが進み出すまでずっと近くで見守って、「できたね」と声をかけたIちゃん、


言葉と行動がちゃんと一致している。


これがIちゃんの見守り方だったんだね。


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いろいろな方法で仲間に関わる子どもたち。

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じっと見守る、声をかけて見守る、必要ならば手を貸す・・・


アプローチの仕方に迷ったら、子どもたちに教えてもらおうと思ったなあ。


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今日も素敵な時間をありがとう。

 
 
 

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