バラバラに見えても
- はな
- 5月14日
- 読了時間: 2分
こんばんは。
スタッフのはなです。

今日は、畑のいちごではなくて、お山のイチゴを堪能。
畑のイチゴを守るべく笑、今日は畑には入らないという約束を事前にした。

すると、律儀にそれを守りつつも、よだれを垂らしながら「イチゴ食べたーい!!」の子どもたち。
ならば、お山のイチゴがたくさんなっている場所にご招待♪

最年長のHくんは次々と藪を開拓して赤くなったイチゴを探し出す。さすがだ。
しかも、両手いっぱいにとったらまとめて食べるというなんとも贅沢な食べ方まで。

「ワクワクするね!」と言っていたその顔が眩しかったなあ✨
最年少のKくんも、イチゴを前に目を輝かせていた。

決して先輩たちのとるものを欲しがったりはしないのがKくんのすごいところ。
「あ、あった!」という他の子の声にも全く耳を傾けずに、自分の目を信じて突き進む姿があった。

だんだんと手で摘み取ることが面倒になったのか、直接口で収穫するスタイルを発明していた笑
ドドリ曰く、一番新鮮な状態で食べられる!とのこと。なるほど!

中腰具合が、すっかり「イチゴの目」になっている。
胃も心も満たされたところで、ホームへ帰宅すると、

イチゴが心をほぐしてくれたのか、「かくれんぼしようよ!」という声が聞こえると子どもたち同士で遊び始める姿があった。
「Hちゃんどうぞ」「これはKくん?」
これまであまり出ていなかった仲間の名前を出して水筒を渡し合う姿も。

三角関係・・・笑
朝はこの通り、10メートル間隔にいた4人。笑

「みんなきてー!」と誰かが声をかけても、誰もこない。
面白いくらいにバラバラで、どうなることやらと思っていたけれど、そんな心配はいらなかったみたいだ。

Kくんが山に登りきれずに泣いていると、駆け寄ってきたSくんがいた。
しばらく悩んで、Sくんは手を差し伸べた。
Hちゃんは、「あの子泣いてる。はなちゃんやってあげて。」と心配してくれた。

Kくんが泣き止んで遊び始めると、
HちゃんがKくんを指差して「もう泣いてないよ」と言っていたHちゃん。
泣き止むまで、見届けてくれていたんだね。

バラバラに見えるようで、どこかで繋がり、お互いを意識し合っていることを
小さな4人の集団が教えてくれた1日だったなあ。








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