上手いこといかない
- 菜緒 小沢
- 6月23日
- 読了時間: 3分
こんにちは
スタッフのドドリです。
今日のこまめメンバーは8人
活動が始まると8人全員で走って築山に登りだす。

みんな一緒
なんだかとってもかわいい♡

しばらくしてKちゃんが
「川に行く!」
と言った。
6月に入って数日水遊びを続けているが、子どもから水遊びを提案してきたのは初めてだ。
よーし!行くか!
水遊びをしたい子たちが川に入っていく。

水しぶきを上げて思い切り遊ぶと今度はまた築山に登り、砂遊び!
濡れた服で砂遊びを始めたから
夏の高校球児なみに泥だらけになっていく。

そして顔中泥だらけ
髭をたずさえる子たちも現れる。


1日中子どもたちを見ていて思うのですが
服や顔が汚れるのはわかるんです。
でもどういう流れでこの髭が出来上がるんですかね。
気が付いたらカールおじさんになっているんです。
不思議がいっぱいです。
築山ではKちゃんとN君を中心におままごとで遊んでいる。

KちゃんとN君は
「一緒にやる?」
「これ使いたい?」
などと周りの子たちに優しく声をかけるため
その優しさが伝染して他の子たちも優しい言葉かけをするようになっていた。
Kちゃんの使っていたスコップをAちゃんが欲しくなり

「それ貸して」
と伝えるとKちゃんは
「いいよ」
とすんなり貸してあげる。
「ありがとう」
とAちゃんは自分が使っていた木の棒を自然とKちゃんに渡した。

KちゃんとAちゃんのやりとりに仲良く遊べる大切なことがある。
Kちゃんからスコップをもらうだけなら
Kちゃんは使えるものが何もなくなってしまうものね。
自分の思いだけ伝えるだけなのではなく
相手の事を考えながら。なんだね。
そんな時突然Aちゃんが
「あ、おしっこしたい」
Aちゃんはおむつをしているが、尿意を伝えることができた。
「トイレ行ってみる?」
と聞くと迷わず
「うん」
Aちゃんはこまめで初めてトイレでおしっこをすることができた。
「できたね!」
とAちゃんとハイタッチ!
「俺たちもできるんだぜ」と言わんばかりに
H君とN君もトイレに来ておしっこをする。

この二人はもうトイレ上級者だ。
I君がそれを見て
「僕もおしっこする~」
と言ってトイレに立ち、トイレ上級者に見守られながらズボンとおむつを下すが・・・
でませんでした。
「また、おしっこしたい時に挑戦してみよう」
「うん」
さぁ、遊びに戻ろう。
トイレ上級者たちとI君がぞろぞろ歩き出す。

ってI君、ズボンとおむつ上げてないよ!
「転んじゃうからおむつとズボン上げようよ」
と声をかけるが
「大丈夫だよ~」
とI君
「そうか。もし歩きにくいって感じたら上げたらいいと思うよ。」
とだけ伝える。
本人が実際にそのまま遊んでみて
歩きにくい遊びにくい。と実感して
または、転んでしまってから
「おむつとズボンはしっかり履こう」
そう思ってほしいと思った。
だからそのまま見守る。
ペンギンのように歩き。動きにくそうだけど


結構楽しそうに遊んでいるなぁ・・・
周りの子たちも自然に受け入れている。
しかし、築山の斜面を降りようとした時

ドテッ
流石に転んでしまった。
ここできっと学んでくれる。
I君は泣きもせずにまた築山に登っていく。
そしてまた斜面を降りようとする。
しかし立ち止まって考えている様子があった。
先ほど転んだ経験があるからだ。

私もずんずんもI君の行動をじっと見守る。

I君は後ろ向きで慎重に斜面を降りたのだ。
転んだ経験を踏まえてI君なりに考えて取った行動だ。
確実に学びを得て次に活かすことができている!
でもそこで慎重になるならズボンあげて~!
子どもの行動は大人の想像通りにはいかないですよね。
自分の未熟さを感じつつも
これはこれで学んだことはあるようなので、良しとさせていただきます。








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