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今から ここから

こんばんは。


子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を


引き出すサポートをする


元小学校教員の ずんずんです😊。


アスパラガスを食べると


不思議なんですが おしっこのにおいが 変わります。


変わる人と変わらない人が いるそうです。


どうでもいいか(笑)。

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最近 体調不良のお休みが続いて


人数が 減る日が 多くなった。


今日は 3人お休みで 全部で8人。


「ほらー 帽子かぶって!」


年下のふたりに 声をかける


Kくん(4歳)。


今日のメンバーの中で


いちばん年上だ。


しかも 4歳はひとりしかいない。


なかなかの リーダーシップじゃないか。


その後 朝のあいさつ まぁるくなれをしようと


みんなで 外に出ようとしたとき


Kくんが はなちゃんに言っていた。

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「子どもたちだけでやるよ、大人は中で(小屋で)見てていいから。」


実は 昨日このスタイルで


短時間で ものの見事に 自分たちでやりきったこまめたち。


その成功体験が あったからか


今日も同じようにするというのだ。


わたしたちは 小屋で待機。


さて 今日は どうなることやら。


始めてみれば・・・

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なかまに のっかる。


ふざける。


追いかけっこしてる。


おままごとが 始まっちゃってる(笑)。


まぁるくな・・・らない。


何度も Kくんが


小屋の戸を 開けてくる。


「みんなが やってくんない!」


いやいやいや


自分も 遊んでたじゃん。


あなたは 本気で声をかけていたのかね??


そう問いたくなる。


どうなっていくのか


しばらく見たかったので


そのまま 小屋に居続ける。


そのうち Fくん(2歳)が 声をかけ始める。


「だれか つながってよ!」

ree

丸くなるには 手をつなぐことが 必須。


少々強引だが


なかまの首根っこを つかんで集めようとしている。

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Tくんは 靴を履こうとするSくんに


「まだ履かないよ~ 先にまるくなれをするよ。」


と 丁寧に伝えていた。


Kくんは。。。

ree

靴を履いて先に出て行ってしまった Hくんを


連れ戻しに来た。


やっと 全員そろったようだ。

ree

この3人(2,3,4歳)が 


力を合わせて ようやく まぁるくなれの体勢になった。

ree

いやーーーー


長いよ 長い。


かたちになったのは 10:45。


11:30には いつも片付けを始めるじかん。


サポートを少しずつ 入れながらも


若干の 苛立ちがあった わたしたちスタッフ。


Kは 自分でやるって 言ったのに。


最後まで やりきらない。


そんな もやもやを抱えながら


その後は いつものように


楽しそうな Kくんの 遊ぶ姿を 眺めていた。

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活動後には


毎日 スタッフの振り返りのじかんがある。


今日の出来事、主にKくんのことについて


はなちゃんと 話をしあった。

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よくよく考えてみれば


広いところに出たら遊ぶよね。


だって 2歳、3歳が主の世界だもの。


当然のこと。


でも 大きい人や 発言力の高い子たちがいて


毎回 なんとか かたちになっていた。


でも 今日は 大きい人が Kくんひとり。


こういう状況は 今までにあまりない。


心細かったことだろう。


だけど 「子どもたちだけでやるから!」


と 言ったことの裏に


今日のメンバーは 自分だけが 大きいから、と


意気込んだのもかもしれない。


それだけでも


Kくんにとっては


大きな一歩だったに 違いない。


その一歩を 認めてあげることが


まず わたしたちがすることだったのかもしれない。

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他の子に比べれば 歳が上、


身体も 大きいし


できることも たくさんある。


それだけで あたしたちは 


勝手な 期待をして


勝手な がっかりをしていたんじゃないだろうか。


それでは Kくんにとって 迷惑な話である。


Kくんにとっては


はじめの一歩の 今日だったかもしれないのに。


本質的に


Kくんの ペースや 性格を考えて


支えながら 進んでもらう方がよかったね、


ちょっと 雑な見方になってしまったね、


という 振り返りに至った。

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状況ではなく


目の前にいる その人自身を みる。


子どもたちをみるときに


だいじにしようとしていたことを


だいじにしていなかった


気づきのじかんだった。


帰り際 Kくんが あたしたちに言ってきた。


「Kくん 今日こまめ楽しかった!」


こんなに 楽しみにこまめに来てくれている。


そう思ったら


明日からは あたしたちも また変わるぞ!


と 思わずにいられないのだった。


Kくん 気づきを ありがとう。

 
 
 

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