今を 生きる
- ずんずん

- 2024年11月7日
- 読了時間: 4分
こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです😊。
さき ノジマに行ったら
クリスマスの曲が流れていました。
そっかー 世の中は
ハロウィンのお祭り騒ぎが終わったら
クリスマスなのですねー!(笑)

「おすもうしよう!」
だれかの つぶやきを拾って
男子たち(みんな3歳)が 燃え上がる。

おぉ!
気づけば みんな
たたかう相手を見つけて
真剣勝負してるじゃないか!
広い場所だけど
なんだか みんながみんな
あっちこっちにるわけじゃなく
なんとなく 近くにいる。
あまりに広い敷地の
ここ 愛鷹運動公園内なので
事故や怪我 見失いのリスクは
ごまんとある。
だから 子どもたちにも 言う。
「顔の見えるところで 遊ぼうね。
そうしたら みんなの命を 守れるよ。」
毎日のように言っているからか
子どもたちの 意識の中に
それは しみついているようだ。

朝の会は 今日も まとまっていた。
約束事を 確認するときも

飛行機を 見上げるときも(笑)。

だけど みんなで遊ぶには
遊ぶ道具が 足りないときもある。
全員分は ない。
どうするか。
まだことばがつたない子たちは
全力で かっさらおうとする、
それが 誰かの使い途中であろうと なかろうと
おかまいなしである(笑)。
そりゃそうだ、ほしいから 身体が動くんだ。
Sくんに お皿をとられそうになった Rくんは
言い続けた。
「それだめ!Rの!」
泣いた。でも 言い続けた。
そこだと 思う。
あきらめない。
その結果 Sくんは その意図を感じ取ったのか
すっと ひいて行ってしまった。
ほしいものを どうやって手に入れるかは
小さい人たちにとっては これからの課題だ。
でも 少し大きくなった人たちも
自分の思いをしっかりと 伝える、
という次への課題を 与えられ
自分で 乗り越えようとしている。

「ギャー――!!」
今度は なんだ!?
Tくんが 使っていたホースを
Hくんが 持って行ってしまったみたい。

Tくんは 泣き叫びながらも
少し Hくんを 追いかけていた、
「それ Tくんのーーー!!」
と言いながら。
今までは 泣き叫び 立ち尽くして
スタッフに 「なんとかしてよ~💦」の
視線を送るだけだった。
今日は 少しでも 脚が動いた。
進歩!進歩!
自分のことに 一生懸命は いいぞいいぞ!
それを 見守る Kくんの背中も
顔が見えるようだった。
気持ちは 背中にも表れる。

その場面を見ていたのは
Kくんだけじゃなかったようだ。
Zくんや SIくんも!
「Zくんは 脚が早いから 代わりに行ってくるよ!」
そう言うと ぴゅーんと とんでって(方言ですねw)

みんなで 大捕り物に(笑)。
Hくんは 大人数で 追いかけられてびっくり。
ずっと 離さなかったホースだけど
人数には勝てず 手放した。

Hくんは Tくんに近づいて言った。
「貸してって 言ったでしょ。」
いやいやいやいやーーー
言うてない!!(笑)
ズコ―――
ってなったけど
そこで Tくんの表情がやわらぎ
「H、使っていいよ。」と。
「Tくん、ありがとー♡」
え、なんでそうなる!?
と これもまた あれれ??だけど
子どもたちの中では 成立している。
Tくんは なかまたちが
自分のために 動いてくれたことが
うれしかったのかなぁと 思った。
そこで 自分の「悔しい」という気持ちが
浄化されたのかもしれない。
勝気なあたしは
「自分のことなら 自分で決着つけてきなよ!」
とか 思っちゃうが(笑)
子どもたちは
そこで すっきりしたのなら
いいんだなぁ。
子どもといのうは
そこまでの 道のり、経過で
というより
その一瞬一瞬の気持ちを
だいじにして
生きているんだなぁ
と 感じた。
なんか フレッシュな 生き物だな(笑)。

騒動がおさまわり(笑)
反省会のように 集まる 子どもたち。
実際に 取り返しに行ったわけじゃないけど
もうひとり そこに参加していた子がいた。
Yくんだ。
「Tくんのを Hくんが持って
それでZくんが走って とってきた。
Yは ずっと見てたよ。」
と 教えてくれた。
ひとごとではない
自分ごとに してしまう 子どもたち。
恐れ入ります。

帰り道
「Zくんの 後ろ歩きな。」
少し前に でこぼこ道で転んだRくんに対しての ことばだった。
オレの 後ろにいれば
安全だぜ、
って意味だよね😊。

子どもたち同士で
育ちあっています🌱。








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