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全身で感じて

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2024年3月27日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。




「うわあああ〜✨」


泥の水溜りで転んでしまって、意図せず汚れてしまったのに、Eちゃんの反応はキラキラしている。


最高だねえ!


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全身で泥浴びを楽しむ子もいれば、おままごとの延長でお椀やスプーンを持ってきて遊ぶ子もいて、それを眺めている子もいる。


泥との戯れ方はいくらでもある。


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「Kくん、泥だらけにしたい!」と宣言してから泥水に入って行ったKくん。


一昔前は、汚れたり濡れたりすることを嫌がることもあったとは思えない発言と表情だ。


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ドロドロの部分に足を踏み込んで抜くときに「ズブブ」とオナラのような音が鳴ることに大爆笑しているKくんと、それを見て大爆笑するKSくん。


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そんな時、KSくんが「楽しいー!見るの楽しい!」と言った。


この時のKSくんは、「みる」ことが、一緒に遊んでいることと同じだったんだね。




スプーンで泥をすくってお椀に入れて、アイス作りをしていた2人の場面。


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Tくん「Kくん、Tもこれやりたいなあ。かして。」


Kくん「今使ってるからこれ入れ終わったらね。」


しばらくして・・・


Tくん「そろそろいい?」


Kくん「いいよ〜」


Tくん「ありがとう!」


(反対の立場でも同じように貸し借りしながら・・・)



上手にコミュニケーションをとりながら、一セットしかない道具を2人で使うことができるのだ。すごい。


泥遊びが間に入ってくれるおかげで、コミュニケーションをも上達させる?!






昨日大雨が降っていたので、湿った土から水蒸気が上がっていた今日。


この現象にいち早く気づいたKくんが「みて、雲だよ!夕焼け雲!」と言う。


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それぞれが感じたままに、


「もくもく〜」「もやもや〜」「ふわふわ〜」と言ったり、


「待て〜!!」と捕まえようとしたり。


目で見て、体で感じて、言語化する。


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お弁当の後、ちょうど太陽が雲に隠れた時間があった。


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そんな変化にも子どもたちはすぐに気づく。


「太陽が隠れたよ」「暗くなった」「お家に帰っちゃったのかなあ」


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「太陽さんまた遊ぼうねー。」とEちゃん。か、可愛すぎる。


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こまめに来れば、どんな天気でも外で過ごす。


そんな経験をしている子どもたちだから、これだけ敏感に感じて違いに気づき、表現できるのだろう。







子どもたちは日々五感を使って、自然と共に過ごし、


感じたことを表情や態度、言葉で表現する。


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自然が触媒となって、子どもたちの成長を後押ししているのかもしれないなあ。



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今日も素敵な時間をありがとう。

 
 
 

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