前向きでいること
- はな
- 7月8日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
スタッフのはなです。

朝、スタッフが見つけたのは、なんと、生きたセミの幼虫。
貴重な出会いだ。
一生懸命手足を動かして木を登っていたけれど、
出てくる時間帯を間違えてしまったようす。
気がつくと木から落ちてしまい、だんだん弱ってしまっていた。
生き抜くために、変化に適応して進化を重ねてきた生き物たち。
それでもこうなってしまうこともある。
それが自然界。
私たちは、今日もそんな自然界にお邪魔させてもらっている側だ。
生ぬるいことを言っていられないな、と思う。
とにかく今日も暑かった・・・
そんな中でもこまめはある。
「どうしたら今日も生きられるか」、それを考えて行動するのみ!
朝の会が終わると、
「暑いからたくさん飲もうね」と言い合う2人の姿。

「大丈夫だ。この子たちは身の守り方をちゃんとわかっている。」と思った。
よし、やるぞ!こまめ。

築山では、何度も滑りながらもあきらめずに登ろうとするHくんのがあった。

Yちゃんは「あっちから登ればいいじゃん」と別のルートを提案し、
Mちゃんは下から拍手で応援。
それぞれの関わり方があたたかい。

何度も滑り落ちながらようやく登りきったHくんは、この笑顔!

Mちゃんは手を使わずに走り降りることに挑戦していた。
どうしてもぶれちゃう!笑
何度か失敗しても、「これ、絶対できるよ!」と自分に声をかけていた姿が印象的だった。

その姿に影響されたのか、SHくんも興味を惹かれ、何度も滑っていた。
これまであまり見たことのない姿だった。
仲間の挑戦する姿は、確実に心を動かす。

様子を見ていることが多いHちゃんも、一度だけ登ろうとしていた。
今日はすぐに諦めてしまったけれど、“登ろうとした”という一歩が今日の彼女の成長だ。
ポジティブな空気が伝染して、循環していくのを感じた・・・。

暑さの中での水遊びでは、水面に顔をつけるほど夢中に。
そんな中Mちゃんが、「なんか水、少ないね」と発言。

この暑さと雨不足で水不足が心配だが、
日々外で過ごすことで、変化に気づく力が育っているのを感じる。

陸組のYちゃんとHちゃんは、入りたい気持ちはあるけれど「降りるのが怖い」と話してくれた。
その声を、スタッフのドドリがしっかり受けとめてくれた。
無理に促さない、気持ちに寄り添う場面。
きっと、この先の動きにつながっていく。

Sくんは、仲間の帽子を拾ってあげて気遣いを見せながらも、全力で遊んでいた。
いつもならみんなが先に上がってしまい、最後は一人残って遊び終えるのだが、

今日は一緒にはしゃぐ仲間がいる。
そんな満足感があったからだろうか、
今日はみんなと同じタイミングで自ら水から上がってきた。

背中からもスッキリしたものを感じた。
やり切ったのだ。
着替えを手伝っている途中に、私の手つきをよく見て「どうやってるの?」と聞いてきたHくん。
Hくんから初めて聞いた言葉だったので驚いた。
「指を使っているんだよ」と答えると、
その後また自分でやってみる姿があった。
やってみたい気持ちがあるから出る言葉。
考えているから出る言葉。
その後も困ったことがあると「手伝って」ではなくて「どうやってやるの?」だったHくん。

Mちゃんの「これ絶対できるよ!」や、
Hくんの「どうやってやるの?」は前向きな言葉だ。
前向きな言葉は、聞いていて気持ちがいいなあ。

暑かった今日も、みんな無事に過ごせた。
それは、暑い中でどうすごすか、自分たちでちゃんと“考えている”から。
ごくごくと水を飲む姿も、自分で考えている証。

考えること、前向きでいること。
やめちゃいけないね。
どんな環境でも、こまめらしく過ごしていくために✨








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