受け入れる
- はな
- 2024年6月6日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
「きゃははははあああああ〜」と走り抜けるAちゃん、楽しそうで何より😆
穏やかで、まわりの子を観察していることが多いイメージのAちゃんがこんなにも絶叫(笑)して、走り回るのを初めて見た。
Sくん発案のお馬さんごっこを、みんながまねし始めた。
餌を与え、餌を食べるこの姿がなんともシュール。笑
前回は時差があったAちゃんのお馬さんのアウトプットも、今日はほぼ時差なしの即時アウトプットだ!
ここまで花開けば、なんだってできちゃうのだ。
お弁当の後、ささっと片付けをして自分で靴を履いて、ザックにシートをしまうところまでどんどん進めてしまった。
いつもは「やってよ〜」とお願いすることが多いこの場面も、ザックの中身を出してからシートをしまっていた。
自分でやるにはどうすればいいのか考えて動いたね!
さらに、Rくんに首巻きをしてあげようとする姿までも現れたではないか。
自分を解放するときは人それぞれに必ずあるのだなあ。
こんな場面に遭遇するといつも感激してしまう。
その場で見たことももちろんアウトプットして、
今まで見てきたことも今日アウトプットするのだ。
何も勿体ぶることはない!
そして、これまでのAちゃんのように今日のAちゃんの姿をじっと観察する子が一人。
↑Hくんだ。
観る人が観られる人に、そしてそれがまた循環していくこまめ。
朝の会の時に、名前を呼ばれても返事をせずにいたHくん
それを見たRくんが、「手をあげるんだよ」という意味合いでそっとHくんの手を動かした。
昨日も似た出来事があったが、昨日のSちゃんといいRくんといい、二人ともまだ1歳。
何歳でも、相手のためを想って行動ができるんだね。
今日はRくんだけに留まらず、何人かが交代でHくんの手を挙げてあげようとする。
何度も何度も。
7〜8回はしただろうか。私たちも、そろそろいいよ〜と思っていたら・・・・
「はい!」
え?!?
Hくんの声?!?
もう一度呼んでみると、確かにHくんが「はい!」と言った。
そしてHくんの返事をみんなで拍手して喜んだのだ。
なんと温かい空間なんだろう・・・涙
RくんやKくんの行動が、そしてそれを見守るみんなの姿勢が、Hくんの行動を起こさせたのだと確信した出来事だった。
Hくんも、仲間がお手伝いしてくれている間、ずっとにこにこしていたのだ。
まわりのみんながHくんを受け入れて、Hくん自身も仲間の行動を受け入れた瞬間だった。
目の前の出来事を受け入れて
相手のことを受け入れて、
何より、自分を受け入れたとき
新しい世界がまっているのだろう。
何の躊躇いも疑いもなく、仲間を受け入れられる子どもたちを見習いたいと思うなあ。
今日も素敵な時間をありがとう。




















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