受け応える
- はな
- 2024年2月21日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
「すみませーん、お金、くださーい!!」とIちゃん
「お金はないよー。パンとフランクフルトならあるよ。」とこの店を営むTくんが冷静に受け応える。

それを聞いて、「じゃあソーセージくださーい!」と言うIちゃんに対して
「フランクフルトでいい?どうぞ。」と優しく対応する。
素晴らしい店員さんだ。
「どれにする?」と聞いて、Kくんが選ぶのに時間がかかっていてもじっと待ってくれる。

そして、待つ側も自然と並んで順番を待っているのもすごい。
Rちゃん「すいませーん!しょくぱんまんのカレーパンマンください!」
Tくん「えっと・・・しょくぱんまんの上にカレーパンマンがのってるやつのこと?」
Rちゃん「ちがう。」
Tくん「しょくぱんまんと、カレーパンマンってこと?」
Rちゃん「そう!」

Tくんは、お客さんが納得するまで向き合ってくれる。
だから小さい子たちに大人気のお店なのだろう。
Tくんはこんな場面も逃さない。
SちゃんとSちゃんが、バースデーソングを歌いながらケーキを食べてお誕生日パーティーをしているのをみて、

「ピザ屋にポテトあるけどいる?」と自ら注文を取りに行ったのだ。

最初は店舗のみ、そして最近デリバリーサービスが始まったけれど、注文はスタッフにくることが多かったTくん。またさらに進化した。
かもしか小屋に来てから、何度もやってきたTくんのお店やさんだ。
すっかりみんなにも浸透して、Tくんの腕も磨かれてきた。
そんなTくんに影響を受けて、こちらでもTTくんのパン屋さんが始まった。
3日連続こまめのTTくんは、昨日Tくんのお店を観察して覚えた「シフォンケーキ」を売り始めた。
連続の力はすごい。笑

「これは、パンでー、これは、ピザでーす。」
うんうん、よく見ているなあ。
このお二人も、よーく見ている。

その先にいたのはSちゃんとYくんだ。
机の下で、焚き火をしてお料理をしているそうだ。

実際の焚き火もあるが、
Yくんは「ここなら石も砂も入れていい焚き火だよ」と。
本物の焚き火では石も砂も入れられないものね。
Rちゃんが「何してるのー?」と尋ねると、
Sちゃんが「ご飯作ってるの。Rもやる?」
Rちゃん「Rもやりたい!入れて!」
Sちゃん「Y、Rも入るからここ空けてあげて!」

そんなやりとりが聞こえてきた。
仲間の声を聴いて、それに一つずつ応えるということが
みんなすごく上手になっている。
今日はそれを確信した。
私たちが間に入らなくても、子どもたちだけで話をして解決できる。
みんなならそれができる!

可愛くて仕方ない というのが伝わってくる1枚♡
そんなみんなが可愛くて仕方ないよ♡
卒こまめ式まで1ヶ月を切っている。
残りの時間を大切にしていこう。
雑草たちも芽生えてきている。
春はもうすぐ!!

今日も素敵な時間をありがとう。








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