top of page

増える 引き出し

こんばんは。


子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を

引き出すサポートをする

元小学校教員の ずんずんです🌱。

ree

みんな Hくんを見てる。


でも みんなの表情。

なんだか ものものしい雰囲気。

なにがあったのかと言うと・・・。

ree

みんなが集まっていたところへ

楽しそう!なにしてるのかな?と

あとから来たHくん。


台の上にものってみたいけど

みんな じゃまだよ!!


そんなせりふはまったく聞けず(笑)

でも そういう意図で

そこにいた人々を 次々につかみかかり

行く手を阻むものは 成敗する!とばかりに

力づくで 無言で押しのけようとしていた。

ree

いきなり押されて頭にきたAちゃんは

やり返す。

やり返すと やり返される。


そんな攻防戦を

延々と繰り返す。


ふたりに ことばはない。

最後の 一押しで

Aちゃんは 地面にたたきつけられた。

ree

大泣きのAちゃん。


近くにいた子たちは

さっとAちゃんを囲む。


MちゃんやHくんは

水筒を渡して 気持ちを落ち着かせようとしていた。

ree

その向こうで 

じゃまする相手がいなくなり

台をひとりじできた Hくん。


でも

突っ伏してるね。


楽しいことだとはりきってあがったのに

楽しくなさそう。


そのあとでの 冒頭の写真。


みんなHくんに 怒っていた。


そんな雰囲気で 楽しめるはずもない。

自分もすっきりしない。


そうやって Hくんは

その場で得た 気持ちを

学びに変えていくんだろう。


ただ乱暴なわけじゃない。

ことばが 足りなかっただけ。

ree

現に 今日は

友だちを助ける場面を 見た。


朝だって

初めて 泣かずに来た。

笑顔で 母とバイバイした。


いろんなことを 乗り越えている。


台にのぼりたかったときは

できる方法が

それしかなかっただけ。


人は 引き出しを

増やしていく 学びを

日々しているんだなぁと

子どもたちを見ていて つくづく思う。

ree

最近 友だちを

よく助けてくれている Mちゃんもそうだ。


もじもじしていて

自分を表現するのが苦手だった。


それが今では 別人に!


転んだ弟には

「水 飲みな。」

「あぁ すっきりした顔になったね。」

「おいしいんだね。」

ree

Aちゃんが 靴下で遊んでいると

「ガラスもあるし 刺さると大変だよ。」

「自分で靴履きな。」


履いてから 遊び場所に戻ってきな、

とばかりに

離れたところへ 抱きかかえて置いてくる(笑)。


そして みなさんお気づきだろうか、

だれか 泣いていたり困っていたりする

すぐそばに

Hくんが いるのを。

ree

Aちゃんが 靴を履いている間

ちょうど 目の高さに

出ていた 枝があったので

上部をつかんでいたら

Hくんが「Hちゃんやるよ!」

と代わってくれた。


目はしっかりと

Aちゃんを見て。

ree

みんな それぞれのペースで

歩いている。


ゆっくりゆっくりのときに

わたしたち おとなは

イライラしたり

がっかりしたり

めそめそしたり。

ree

待つのって 大変。

根気がいる。


でも 

「この子なら できる!」って

思えるこころが あるんなら

いつか 必ず 実現する。

ree
ree

子どもたちと

親御さんちの


笑顔が増えますように🌱。


 
 
 

コメント


bottom of page