子どもたちの力
- はな
- 2024年3月1日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
ガリバートンネル!!
くぐっていくと・・・・

小人たちの世界が広がっている♡
この狭さ、秘密基地感がいいのかな?!
私も幼い頃は、よく狭い場所に隠れて遊んでいたのを覚えている。

1枚目の写真の後、「こんにちは〜。」としっかり挨拶をして入っていったお2二人。
しばらくすると、Yくんの「今度からは注意してね。」という声が聞こえた。
Eちゃんが置いてあった積み木をとってしまったそうだ。もちろん悪気はないが。
「ダメー!!」ときつく言うのではなく、こんな風に伝えられるのはすごいなあ。

何やらEちゃんがお話していると、Nちゃんが「お話上手だねえ。」とEちゃんを褒めた。笑
子どもたちの会話って本当に面白いなあ。
遊び終えて、Eちゃんがテーブルの下から出ようとすると、「ごん」と頭をぶつけてしまった。
そこにすかさず駆けつけたのがIちゃん。
持っていた棒で、「痛いの痛いの飛んでけー!」と魔法をかけると・・・

本当に飛んでった♡
Iちゃんがすごくお姉さんに見えたなあ。

テーブルの下から場所を移して、今度はこんな場所。
お店やさんごっこをしている。

Kくんはここをトラックに見立てていたようだ。

2本の竹片を立てかけて、「こっちはお肉をシューって、こっちはパンをシューってやるんだ。」と。
工場のようにレーンを分けているとは、工夫が面白い!
Kくん、今度は電話をし始めた。「もう、そこに置かないでよ!」と電話口で怒っている。
後で聞いてみたら、ずんずんと電話していたそうだ。
ずんずん何したの??笑

怒っていたかと思えば、「あーごめんごめん!」と笑って。
Kくんの頭の中で、本当に会話が繰り広げられているのだろうなあ。
頭をたくさん使って、想像の世界がどんどん広がっていくのが分かる。

寒くなってきたし、片付けして小屋に入りますか!

なんて言っていたら・・・
Nちゃんが、さっきまでお店やさんごっこをしていた場所に向かっていった。

「自分のものは自分でやるの!」と持てるだけの積み木を持って、お片付け。
その心意気が素晴らしい!

焚き火用に袋に入っていた枯葉が散らばってしまったようで、お片付けはなかなか大変そうだ。
でも、今日のメンバーは素晴らしいチームプレーだった✨

袋を持ったKくんが、♪お片付け〜お片付け〜♪の歌を歌いながら、その場を盛り上げて・・・
周りにいた子たちがそれに続いて、歌いながらせっせと手を動かす。
ほうきで集める係と、集まった葉っぱを袋に入れる係に自然と分かれて動く。
ほうきを使う先輩を見たHくんは、小屋に自分でほうきをとりに行き、
さらには、終わったらしっかりと片付けまで。

かなり長い時間だったが、子どもたちだけの力でやり切った!
やらされがちなお片付けも、自分から「やりたい!」と思えばこんなにできる。
子どもたちだけでも、周りを見て、自分にできることを探して動くことができる。
「子どもには難しいかもな」と思うことを、簡単に覆してみせるこまめの子たち。
子どもたちの力を信じて見守る、という大事なことを教えてくれるのは、いつだって子どもたち。
今日も素敵な時間をありがとう。








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