top of page

森のピッコロようちえん視察

こんにちは😊。


視察に行って


だいじだいじなメモ用紙と 帽子を


ピッコロさんに忘れてくるという


相変わらずの すっとこどっこいの


ずんずんです🌱。

朝の おだやかな 一コマ。


中島先生と 子どもたち。


もうこっから 


おだやかで愛のある教育が行われているという


感じを受け取る。

ピッコロさんの 対象年齢は


3歳から6歳。(年少から年長まで)


こまめたちより 少しお兄さん、お姉さんたち。


朝の会では 「お客さん来てるから 名前言おう。」


と Tくんが 言っていた。


大きい人たちが 次々と自己紹介をしていくが


だんだんと 続かなくなってくる。


それを すぐに察知する 子どもたち。


「まだ言ってない人!」


と声があがる。


恥ずかしそうに目だけあげる子たちが 数人。


それを見て


「この子は 〇〇です。〇歳です。」


などと 伝える子もいたり


「代わりにやっちゃうと 誰かわかんなくなっちゃう!

 K、自分で言ってみて!」


と その子の可能性を信じて 


自分で言わせてあげようしたりする子もいた。


両者とも なかまを だいじに思っているからこそのことばがけ。


そんなすてきな 朝の一場面を経て


話し合いから


今日は 「おばけ」と呼ばれる場所へ行くという。

出発し始めたとき


Kちゃんが 足が痛いから歩けない、


と 座りこんでいた。


もうほとんどの子が 向こうへ行ってしまっている状態だったが


何人か 戻ってくる。


Kちゃんを 抱きかかえようと 挑戦してくれたり


スタッフさんのザックを持つから


Kちゃんを おんぶしてやってと言う子もいたり。


なにかをしようとするとき


スムーズにいかないのが 


こどもの 世界。


そこが おもしろい!


どうするのかな?


なにが 起こるのかな?


「興味をもってみる」ことを


だいじにしている


はなちゃんと あたしは


その場面を じっと見つめてた。


そして よく見ると


Kちゃんは そこまで足を痛がっているわけじゃなさそうだ。


でも どうするのかなぁ?


最後は スタッフさんがKちゃんを背負って


「おばけ」に


出かけることになった。

どうやら 急斜面を登るみたい。


Kちゃんをおぶっているスタッフや 


Kちゃんのお尻を支えたり


Kちゃんの水筒を持ってあげたり、


自分も大変になってくると


「おーい!ちょっと代わって!」


と 助けを求め合える 子どもたち。


自分をだいじにすることも だいじだよねぇ。


その後 ちょっと休憩、という スタッフさんが


Kちゃんを下ろした。


まだ痛いという Kちゃんに


おまじないのように 絆創膏を貼ってあげると


そのまま Kちゃんの目が 苔にいき


触り始め 


外向化してきたことがわかった。


そこから たくさん しゃべり始めた。


みんなが 自分にかかわってくれたことが


うれしくて 安心したんだなぁと 思った。


もう 大丈夫そう!

「もう歩けない。」


つぶやいたAちゃんの声を


Kちゃんが キャッチしていた。


「きのこでも触った?」


とか言いながら しぜんとAちゃんの後ろにつく。


その後 棒を2本拾って杖のように使い始めたのを見て


「棒が ほしかったんだね。」


と これまた Kちゃんが つぶやく。


気持ちが しずかに 交錯している。

到着してみれば


なかなかの 谷ではないか(笑)。


「危ないよ~💦」


と 行くのをやめよう派がでてくると


すかさず


「じゃぁ 行きたいと思った子の気持ちは!?」


と だれかが言った。


この子たちは なかまを


十把一絡げで みていない。


23人いたんだけど


ひとり ひとり として


みている。

そこに時間をたっぷりとかけるのが


教育の 本質だなぁと


改めて思った。


そして 子どもたちがここで 


スタッフさんから そのような 愛あるかかわりで


みてもらっているんだなぁ


ということが わかる。


それを 目の当たりにして


すごく 安心感に包まれた。


子どもたちなんて なおさらだろう。


安心感に包まれるから


ひとりひとりの表情が


せいせいとしているのだろう。

帰りの会が始まるころ


遊び道具が 転がっていた。


気づいた子たちが 走って置きに行こうとすると


「オレも!」


と 年少さんのRくんが そのあとを追った。


スタッフさんがざわついていたので(笑)


ふだんの行動とは ちがかったんだろうとは思うが


それは 戻ってきたときのRくんを見て わかった。


「ちょっとだけ 手伝えた!」


「ちょっとだけ」と 自分のしたことを謙虚に言ったけど


「手伝えた」は


「手伝うことができた」って ことだよね、


自分で できたって


きっとうれしかったんだろうなぁって


その自信に満ち溢れた顔を見て


こちらも 思わず ふにゃふにゃな顔になってしまう。

今回の視察で


子どもは 子ども自身を生きている、


という事実は


どこの世界でも


変わらないんだなと 確信がもてた。


でも それは


そこにかかわる 人たちによって 変わることもある。


ピッコロさんに通う子どもたちの


ことばや 行動を見ていると


スタッフさんたちの


直接的なことばなどを聴かなくても


子どもたちに対して


ひとりの人として 尊重して向き合っている、


ということが すぐにわかる。

笑顔と 太陽のひかりがあふれていた ピッコロさん。


人は生まれたときから 


自分自身の 想いをもって


自分の人生を歩みだしている。


これからの 活動でも


ひとりひとりの想いをだいじにしたいなぁと


改めて感じた 視察でした。


ピッコロさん、ありがとうございました🌱。


 
 
 

1 Comment


stampy1502
Oct 29, 2024

あらら!

こんな素敵な文を作って下さり💧

そしてと〜〜おくからありがとうございました! ピッコロ中島より

Edited
Like
bottom of page