気づいてた
- ずんずん
- 2月14日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです🌱。
チーズの中では ゴルゴンゾーラが
いちばん好きです。
臭いの 好き(笑)。

寄り目になっちゃうくらい
じっと見つめているのは・・・
カメムシ!(笑)。
久々の 生き物登場に
子どもたちは 胸躍る。

わらわら 集まってくる。
寒い冬から 少し 気温の上がったここ数日で
たくさんの 行生きとし生けるものたちが
目を覚ます。

ふきのとうに

河津桜に

水仙。
寒空と 冷たい地面の下
春への エネルギーをため込んでいるなんて
毎年毎年のことながら
本当に すごい生命力だと 感心してしまう。

子どもたちも同様
ここ1年で たくさんのものを積み上げて
1年前とは 別人級になっている。
子どもたちの 一日 一日は
とても 尊い。
Tくんの薪を使っての遊びは
日ごと 進化し
今日は 空間を利用したつくりになってた。
建築士になれそう😊。

そんな楽しみながら遊んでいる中
Hくんも いっしょにやりたかったのか
薪を 大量に運んできたそうだ。
でもそこで だいじにつくっていたものが
壊れてしまった様子。
ものすごい剣幕で怒っている。
「もーーー!!Hは Tくんの壊すからやだ!!」
事故ではあったようだが
怒らせてしまったことに まずいと思ったか
ぱっとその場を 走り去ったHくん。
それを 見ていたIちゃんが
「T やだったよね!」と言い
走っていった。

「Iちゃん Hくんを怒ってくる!!」
まるで 成敗してくれるわ!くらいの勢いだったが
Hくんは 逃げるばかり。
当事者のTくんは その結果を待っている。
自分は 動かない。
やだ!の気持ちが 大きすぎて
相手がどうこう というより
その気持ちに 今は 内向しているのかもしれない。
Iちゃんは 戻ってくると
Tくんに 「Tくん やだったねー。」
ともう一回言った。
Tくんに 共感しているんだろう。
自分も本当に悔しい、というような表情だった。

そのふたりの様子を見ていた、
いつの間にか戻ってきた Hくん。
Hくんも 気になるんだろう。
でも わざとやったことじゃないから
なんだか 素直に謝れない様子。
テーブルの下にいた
Mちゃんたちが並べていた薪を
やつあたりのように
投げ散らかした。

それに気づいた Mちゃんは
怒る様子も まったくなく
Hくんに 言った。
「Hも いっしょにやるー?」
すると Hくんは 素直に
「いいよ!」と言った。
謎に 上から目線の受け答えだが(笑)、
すごくうれしそうだった。

テーブルの下に もぐりこむと
Hくんは 言った。
「入れてくれて ありがとう!」
Mちゃんは 気づいて、
と書いたのだが 実は 気づいていた、
のだった。
なぜなら テーブルの下で
Tくんとの 一部始終を 全部聞いていたから。
だから 声をかけたのだった。
きっと 知ってる。
Tくんが 一生懸命に つくっていたことも、
Hくんが壊したと言われても
それがわざとじゃなかったことも。
こんな立ち居振る舞いができる 人って
純粋に すごいと思う。
でも子どもたちって
こういうことが さらっとできてしまう。
人の心の動きを
心で 読み取っているからだと思う。
おとなになるにつれて
その感性は 薄まっていってしまうのかな。
子どもの存在というのは
そういうのを
思い出し 目覚めさせてくれるものなのかな
と思う。
感謝 感謝の
毎日だなぁ。

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