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相手も 自分も

こんばんは。


子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」


を引き出すサポートをする


元小学校教員の ずんずんです😊。


たくさんの親御さんから


いっぱい 甘いおやつをいただきました。


そうか! 今日は バレンタイン!(字足らず)

「待ってるよ。」


声がなくても わかる。


この子たちの 雰囲気に


そして 心意気に。


これは 朝の一コマ。


まぁるなれ♪ という 朝のあいさつをする直前


おトイレに 行きたくなった子がいたので


いっしょに ついていった。


戻るとき この光景を見た。


残された9人が ほぼ 「まる」になって


待っている。


いや 正確に言うと


Yくんを 入れて


「まる」に するため


間をあけておいてくれたそうだ。


そういえば 朝の会で


今日の絵本を 読んでもらうとき


表紙の絵から くいいるように


子どもたちは 見ていた。

「まぁるくなってるね。」


「こまめの みんなみたいだね。」


こんな会話が 聞こえてきた。


さっきの 一コマは


ここに 無理くり つなげたわけではない。


子どもたちは


なかまといっしょに 


「こまめを 始める」


と思っているから 


自然と そのような行動ができたんだと思う。

そのなかまのひとり


Yくんが 転んでしまったとき


かなり痛かったようで 大きな声で泣いていた。


それを聞きつけて


「みんなーー!!来てーー!!」


と 助けを呼ぶ。

どうした!? どうした!?


と 近寄って来てくれるなかま。


もう なかまは = 自分


なのかもしれない。


他人事では いられないんだ。

水の入っている 大きなバケツを


Aちゃんが 力を入れて うんしょ!


と 持ってくれたときに


Aちゃんが 通りやすいようにと


道を あけてくれた Kくん。


いっしょに持つ


というのは 直接的な 協力だけど


相手の歩きやすいようにと 考えるのも


協力の ひとつだなぁ。

これまた しゅんとしてしまった Yくんに


何が どうしたのかを


丁寧に聞き


共感し


どうしたら 解決できるのかを


考えてくれていた Kくん。


Yくんに 置かれた手が


ひとりじゃないよ


って 言っているみたい。

お昼ごはんの前にも


2歳の Kくんが 着替えに時間がかかっていると


「手伝ってあげるよ!早く着替えちゃうからね。」


と 自分が 早く支度を終えたそうだ。


なかま想いのAちゃんは


そんな行動が よく見られたが


今までと違うのは


自分のことを 完了させてから


手伝ってあげている ということ。


まず 自分のことを 守る、


それからじゃないと


相手に対する 助けも


半減してしまう。


最大限の 助けをするには


自分の 確認をしてから。


突然の雨に 打たれるとき


自分が いちばん先に かっぱを素早く着る、


と 思って 行動している。


そうしたら


落ち着いて 相手のこともしてあげられるから。


先日受けた


救急救命法でも


まずは 自分の安全確保が 第一だと


教わった。


本当に その通りだと 思う。


相手のために


自分を だいじにする。


Aちゃんは そういった意味でも


相手のことも


自分のことも


責任を もって


助けた と言える。


それが 自主的にできるなんて


すばらしい。

自主的に


自発的に


主体的に


ということばが


よく聞かれるようになった 昨今。


それは


「自分で考える力」が


ついたときに


でてくる 行動だと思う。


裏を返せば


おとなの ことばかけが


すごく 重要だと思う。


気が 引きしまる。


子どもたちの


自由な 想いを


もっと 広げられるように


もっと 深められるように。


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