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自分で決めて、自分でやる

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2023年12月4日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。



ついに、焚き火始めちゃいました♡


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離れた場所から、炎をじっと見つめていたのはKくん。





朝は、焚き火はやらない、と言っていたKくん


朝の会が終わると、まずはあずまやの周りをぐるぐる走った。


何周もしてるのを見ると、まるでどんな場所なのかを確かめるかのような意味がありそうに見えた。


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十分に走りまわってから、冒頭の写真のように焚き火の近くに来たのだった。


そして、徐々に焚き火との距離を詰めていき、ようやく火の前へ。

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焚き火自体は家でも馴染みがあると聞いていたが、こまめでの焚き火はまた別物なのだろう。


これがKくんの距離の縮め方なのだ。




初めてのかもしか小屋との出会いをしたTくん、


顔に「初めまして」と書いてあるようだ。笑

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そんなTくんの距離の縮め方は、


気になるものがあればとにかく関わる。


登ってみたり、寝そべってみたり


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全身で確かめるのが、Tくんのやり方なんだね。

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金曜日に引き続き、生き生きと動いているRちゃん。


両手に2つ抱えた積み木の行方は・・・

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大好きなDくんとTくんへ。



みんなが運んできてくれた積み木だけで、こんなお城ができたTくん、


慕われてるなあ。笑

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畑での活動の時には、みんなの遊びを観察していることが多かったRちゃん


かもしか小屋に来た途端に、心の頑なさがなくなり、とにかく遊ぶ姿が見られた。



さらに、「R、今日泣かないよ。」と宣言したのだ。



もしかしたら、畑にいた頃から心の準備はできていたのかもしれないが、


動き出すきっかけを伺っていたのかもしれない。



環境の変化を上手に使って、自分で決めて動き始めたのだ。


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「すごーい、楽しいなあ〜。」


そんなことを呟くRちゃんをみたら、涙が出ちゃいそうだったよ。




今日は久々の12人!

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これだけの人数がいて、魅力たっぷりのアイテムがあるかもしか小屋だから、


騒がしい1日を想像していたが・・・


今日は何だか穏やかな空気が流れていた。





いきなり物をとる子もいなければ、


頑なに「ダメ!」と言い張る子もいない。

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「どれなら使っていいの?」


「これならいいよ。どうぞ。」

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「それちょうだい。」


「じゃあ交換こするのはどう?」

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「ちょ、ちょ(ちょうだい)」


「終わったら、返してね。」

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こんなやりとりが、たくさん行われていた今日。


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新しいアイテムをみんな使いたいはず。


「自分が、自分が」のお年頃。



それでも、みんなが


しっかり相手の目を見て、


相手の気持ちも考えている。




誰かがそんな雰囲気を作り出したら、その空気は伝わっていくのだ。





子どもたちは、私たちの予想をいつも超えてくる。


いい意味で裏切られてばかりだ。


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これは難しいだろう、これはできないだろう


と決めつけてはいけないなあと改めて感じた。



みんな、自分のタイミングは自分で決められるし


自分のやり方があるんだよね。






今日も素敵な時間をありがとう。

 
 
 

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