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自然の中で

こんにちは

スタッフのドドリです。


みなさん連休はどうお過ごしでしょうか。


今日はゴールデンウィーク明け1発目のこまめです。


久しぶりのこまめ


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朝の会では子ども達も


「落ち着いてなんていられない!」


といった感じでみんなで集まって始めることがなかなかできない。


しかし


「こまめ始められないな」


と声をかけるはなちゃんにI君が


「こまめやる!」


と大きな声で言った。


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そんな言葉に鼓舞されたのか最年長のH君が立ち上がる。


違うことに木を取られていたSH君に近づき手を引いてみんなのもとへSH君を連れて行った。


SH君もH君に手を引かれると素直にみんなのもとに戻っていく。


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これがこまめなんだなと私も再確認。


大人が手を引いて無理やり連れていくのではなく子ども同士で解決する。


そんな朝から久しぶりのこまめがスタート!




そして本日華々しいデビューを迎えたK君


朝はお父さんと離れて泣かないで過ごしていた。


他の子の遊びをじーっと観察する。


慣れない中でも泣かないで、こまめの仲間に溶け込んでいく。


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スタッフ一同そんなK君にすごいなぁ。たくましいなぁ。という思いで見守る。


でも不安もいっぱいあったんだよね。


スタッフがK君のもとを少し離れた10:50


ついにあふれ出した感情と共に涙が出てきた。

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やっと泣けたんだね。


小さな体で気を張っていたんだ。頑張っていたんだ。


お母さんとお父さんと離れて


大きなザックも初めての体験


それでもやっぱり小さな体で立つ姿がたくましい。


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さて、久しぶりのこまめには何やら見慣れないものができていた。


円錐型の赤い実・・・


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いちごだ!


H君が見つけると次々にいちごの収穫を始める子ども達。


でも赤くなっている実はほとんどなく、まだまだ黄緑色のいちごばかり。


「赤くなるまで待つと美味しいよ」


そう声をかけるが子どもたちは待ってなんかいられない!


黄緑の実をモグモグ。


ああ・・・美味しくないだろうな

と思い見ていると。


「美味しいよ!」


Kちゃんがにっこり笑った。


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本当に?

と疑ったが、その後も黄緑のいちごを嬉しそうに食べている。


実際に食べてみないとわからないことだってある。


大人の固定概念は子どもの好奇心の前では勝てないのだと感じた。


実際にやってみないとわからないことばかり。



赤くなるまで待っていてほしかった・・・。


と思う私は完全に子ども頃の純粋な心を忘れてしまっている。




そんな中H君はあることを発見する。


前日の雨でおままごとセットのかごに雨水が溜まっていたのだ。


H君はその水を上手に集めてじょうろに入れると、築山に持って行き築山の凹みに水を注ぐ。


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泥遊びができる!


近くにいた子どもたちはH君のアイディアに大喜び。


すぐに集まって泥で遊びだす。


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H君はおままごとセットのかごまで何度も移動して水を運んでいた。


スタッフのはなちゃんを見つけると


「見て!みんなが遊べるようにしたんだ!」


と言った。


水を運んで水たまりを作るのも楽しい。


そのことでみんなが喜んでくれるのも嬉しい。


H君の表情にはそんな思いが映し出されていた。


楽しみ方、遊び方は個性がある。


H君がH君なりの「楽しい」を見つけたことも素敵。


さらに「みんなのために」そうやって思えたこと、しかもその行動を楽しめていることが何て素晴らしいことなんだろう。


「誰かのために」を楽しめてやれたら、人生は豊かなものになると思う。


4歳にして知ってしまったね。



水運びを休憩するとH君も泥遊びに参戦


子どもたちの泥遊びのなんてたくましいこと。

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顔中泥だらけ。


着ている服も泥だらけ。


でもそんなことは気にしないで、泥の冷たさや触感を味わっている。


自然を全身で感じて


昨日の雨さえおもちゃにしてやる!


自然の中で遊ぶ森のようちえんだからこその遊び


この地球で遊んでいる。


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