top of page

見渡す限り

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 4月9日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


スタッフのはなです。






かわいいかわいい2歳たちの世界


手を繋いで、わざと転けて、ゲラゲラ笑って。


これを10回以上もやるのだ。笑



3人とも、昨年度からこまめに通っている、

2歳の中でもちょっぴりベテラン勢。


これまでは年上の子たちの魅力的な遊びに惹かれて、観察したり後から追ったりしていたけれど


新年度になって同世代が増えると、自分たちの世界での遊びが増えているように感じる。






春の日差し×野原×子どもって、最高に可愛い♡


駆け回るだけで可愛い♡





野原でなくても、可愛い♡


結局は、こまめっ子たちが可愛いのか♡




って、この丸太橋は何処から?!?




というと、


「えいちゃん」こと、ずんずんのお父さんと、土地のオーナーの井原さんとが協力して、伐採してくれたもの。



そんな様子を遠くから子どもたちと見学していたのだが


「ここは木が倒れてくるかもしれないから、安全な場所にいようね」


その一言で


とにかくみんなまとまっていた。





えいちゃんに拾った石を見せに行きたい!


そんな一心で木の方へと歩き始めた新人Iくんを「危ないよ。」





「あっちだよ。」


と優しく連れ戻す仲間たちの姿があった。




自分のことだけでなく、仲間のことまできにかけられるのだ、この子たちは。




作業を手伝っていたずんずんが戻ってくると、


Kちゃんが水筒を持ってやってきた。




ずんずんに水筒を渡すとKちゃんは自分の水筒を求めて戻って行った。


もしや、、、、


「お仕事してきたから、ずんずんに持ってきてくれたの?」


と聞かれると


「うん!」と。


「作業お疲れ様」と、労いの意味のこもった差し入れだったのだ。


仲間どころか、大人も含めたその場全体を見ているのだなぁ。


こまめ全体を分かっているのだ。





帰りの会のあとの、さよならあんころもち。


準備をしている時、突然Hくんが泣き出してしまった。


時が一瞬止まる。


すぐには誰も声をかけないで、まず様子を見ているのだ。



1番最初に声をかけたのは4歳のKくんだった。


「どうしたの?」と問うその目は真っ直ぐHくんを見つめていた。



すると、近くにいたIくんがHくんに声をかけた。


「どうしたの?大丈夫?」





優しい声の掛け方だった。


活動中は声をかけてもらっていたはずのIくんが、


最後は声をかける側に。





さりげなく、仲間のことを気遣って


受けた優しさを今度は自分が返していく


この循環が、こまめには溢れているんだね。





見渡す限りに、


日に日に濃ゆく大きくなっていく、栗の木の葉。


そんな姿が子どもたちの日々の成長と重なっていく。







また新年度がスタートして2週間目だというのに、これだけの仲間意識が芽生えているから驚きだ。


栗の実をつける頃には、どんな集団になるのだろう。


日々一歩ずつ、楽しみに歩んでいこう♪

 
 
 

Comments


bottom of page