おいで
- ずんずん
- 2024年10月21日
- 読了時間: 4分
こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです😊。
昨日は 自然の学校の仕事で
川に入りましたが
久々に寄った 温泉で癒されました。
あったまったせいか
今日の こまめ後
気づいたら 駐車場で寝てました(車内ですよ)。

寒いー!!
冷え込んだ今朝
朝の会の場所を あったかい場所へ変えてみる。
いきなりの変更だったけど
混乱もなく 草丈の伸びた(草刈りしてない)原っぱまで
集まる子どもたち。
バックに見える 桐の木は
たまたま飛んできた種が 大きくなり
残しておこっか、と
草刈り(昔はやっていた)のたびに
こまめの親御さんたちと話し
そのままにしていたら
こんなに大きくなった。
でも たったの4年くらいだと思う。
成長率 半端ない!!
こまめの子どもたちみたいじゃないか!!
こまめのシンボルツリーだね🌳。

秋晴れの中
子どもたちの 顔も晴れ晴れ✨。
そして

まだ ことば数の少ない Sくんが
あたしの手を握りにきた。
なにかあったのかな?と思ったら
「いくよ!」
と はっきり言った。
えぇ!!!うぎゃーーー!!
と うれしさのあまり 悲鳴をあげていたら(笑)
はなちゃんが 気づいて
Sくんを 正面から 切りとってくれた。
キリリ。
ついこないだ2歳になったばっかの Sくんだったけど
なんだか それ以上のお兄さんの顔じゃないか!!
あぁ なんて気持ちのいい 朝なんだ。

4,5歳の子たちが がんがん突き進むので
つられて みんなで ついていく。
トトロの道を歩いていたら
前から Kくんが戻ってくる。
子どもたちは なぜだか いつも
あたしや はなちゃん スタッフのことを心配して
「迎えに来たよ。」
と言ってくれる。
今回も そのセリフだったので
「ありがとね~。」なんて
答える準備してたら
「じゅんじゅんじゃないよ、小さい子たちだよ。」
と 肩透かしを食らった(笑)。
「じゅんじゅんは 自分でできるでしょ。」と。
あ、はい。

2歳たちと 並ぶ後ろ姿が
大きく 大きく見えた。

「おーい!ひとりになっちゃうよぉぉ!!」
心配して 少し遠くにいる Sくんに
声をかけてくれた Eちゃん。
すると なぜか(笑)
よつんばいになった Sくん。
それを見て 「あ、ガオガオちてる。」
と 汲み取ったEちゃんは
Sくんと 同じように ガオガオの体勢になった。
そしたら

ついてきた。
ちゃんと 戻ってきたね、なんか すごい(笑)。

お弁当を食べるために
また トトロの道を 引き返す。
と思ったら
立ち止まっている ふたり。
実は SMくんが 動かなくなってしまったので
あたしは 最後に残っていた。
きっとわかるんだろうなぁ、
伝わるんだろうなぁ、
なかまに 何か 起こっていること。

少し遠くで見ていた ふたりは
いつの間にか あたしを追い抜いて行った。
Hくんは 「あちゃちゃ!!(行くぞ!)」
みたいな声掛けで 走って行ったし
Yちゃんは SMくんの 近くに駆け寄ると
「いっしょに行こうよ~。」
と 伝えていた。
ふたりの力を合わせて
SMくんを 想ったけれど
うまくいかず。
傷心で(笑)
みなのところへ 行こうとしたとき
Hくんが Yちゃんの手を取った。

「おいで。」と 言いながら。
2歳のふたりの
みんなで 行こう
という気持ちを 感じ
なんだか 泣けてきちゃう。

帰り道
本日3度目の トトロの道。
疲れてしまい
転んで 泣きべそかいていた Hくん。
Yちゃんが 寄り添う。
さっき Hくんが差し出してくれた手のように
Yちゃんも さっと手をのばす。
互いに 手をのばし合える関係って
いいなぁ。

今日は
11人中 4人が2歳。
小さくても 大きくても
互いに 助け合っていた。
振り返りで
「〇〇くんを 助けたことがうれしかったです。」
と言った Eちゃんも
自分が 助けたこと
助けたなかまが 笑顔になったこと
が 本当にうれしかったんだろう。
今日 最後に読んだ本が
「えがおが いいね」。
子どもたちは
なぜか
あたしの顔を見ながら
大笑いして 聴いてくれた。
あ、ありがとう!

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