心の距離
- はな
- 2 日前
- 読了時間: 3分
こんばんは。
スタッフのはなです。

遠くを真剣に見つける目。
泣いている仲間を気にかける目。

これは、「かして欲しい」の目。
目は口ほどに・・・
とはこのことだ。笑


こっちもこっちも。
この目線の先には、一人になってしまったり、泣いていたりする仲間の姿があるのだ。

最近まで泣いていたHちゃんが、もう泣いている仲間を気にかける番になっている。
直接行動はしないのだが、何かしてあげたい、という気持ちを感じる目だったんだよなあ。
そんな子どもたちの優しさのに触れる朝の会。

まあるくなあれをしようとすると、Yくんが隣のSくんに手を差し出した。
写真には映っていないけど、しっかりとSくんの目を見てから手を繋ごうとしていたところにYくんの優しさを感じる。
でも、Sくんの右手には大事なシートがある。
大人の手を持っていないと座ることができなかったSくんが、今日はシートを持っていることで自分を保つことができている。
もうそれだけで100点満点なのに、この後のSくんの行動に驚かされた。

繋いでもらった左手を離すと、徐にザック置き場の方へ歩き出したではないか。
まさか・・・・
そう、そのまさかだった。

シートをしまいに行ったのだ。
それは単に、右手も繋げるようにするためだけでなく、仲間の手に触れたことで、もう安心グッズはいらないよ、という心の表れなのだと思った。
戻ってきたSくんの表情が晴れ晴れとしていたのが忘れられない。
まだ2歳前、ここまでできる。すごいなあ。

遊んでいる時も、SくんはなんとなくYくんの隣にいることがあった。
朝の関わりが心に残っているのかもしれない。
こうして、少しずつ世界を広げていく姿に感動してしまう。

もう一つの安心グッズの水筒も、いつの間にか手放して、穴の中に。笑
もう大丈夫。
「ママに会いたいの?」
とHMくんにそっと寄り添うHKくん。

手で追い払われてもずっと離れない。
目を見て、そっと手を背中にやって
「あっちは危ないよ。」
と伝えるその優しさにも感動してしまう。
上のやりとりは、ずんずんに後から動画で見せてもらったやりとりなのだが、
この後に私がHMくんの方へ行くと、どんどん動いて自分のやりたいことを見つけている姿に驚いた。


HKくんに想いを受け止めてもらえたHMくんは、もう別人。
仲間の存在は大きいのだろうなあ。

お弁当も初めて完食!
振り向き様のどや笑

広い野原で遊んでいて、距離が離れていても、
心は常に、仲間に寄せている子どもたち。
仲間が仲間を育てるこまめは毎日続く。

また明日ね!!
Kommentare