続けてゆく
- ずんずん
- 3 日前
- 読了時間: 2分
こんばんは。
子どもたちの 自分でやろうとする意欲・力を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです。

オラが 動かしてんだぞ!
という 自信に満ちた顔。
そう Fくんは 続けた。
言い続けた。
意思を貫き続けた。

Sくんが 楽しそうに
そして バランスをうまく保ちながら
使いこなしている ねこ。
Fくんは
使いたくて使いたくて たまらない。
そのねこには
魅力がいっぱいつまっているから。

そろそろと近づきながら
そっと 持ち手に触れると
すかさず Sくんがやってくる。
「これ重いよ!」
「小さい子はできないと思うよ!」
「Sちゃんが前やるから後ろから来て。」
なんだかんだと
理由付けをして
さりげなく あきらめさせようとする作戦だ(笑)。
が Fくんはそのことばに負けなかった。
どれもこれも首を振る。
この 芯の通った目を見たらわかる。
それでSくんも ことばかけが変わった。
「これ自分で押したいの?」
力強く うん とうなずくFくん。
ならば、と
Fくんが 念願の持ち手をつかむことを理解し
Sくんは 後ろでフォローすることに決めた。
いつまでも意地を張っていないで
そんなふうに 柔軟に動けるSくんも
すごいと思う。

さぁ 出発!
ごーーーん。
友だちにぶつかる(笑)。

進まないよーー!!!

つかえてますね。
前途多難(笑)。
それでも Sくんのフォローのおかげもあって
突き進み
冒頭のドヤ!に至るのである(笑)。

築山からおりて来れば
もうSくんは 木にするすると登り
金冠をとってあげる!と
意気込んでいる。
見守る2歳たち。
尊敬のまなざしで見る 2歳たち。
見当たらない 金冠(笑)。

そんなふうに
年上の行動やことばを見てまねて
小さい人たちは 育っていく。

だいじなのは やり続けること。
歩みを止めないこと。
なんだねぇ。

やり切ったら
寝てよし!(笑)
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