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自分の番

  • 執筆者の写真: はな
    はな
  • 2024年3月13日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。




大好きな泥、Nちゃんの至福の時。


おうちで、「黒いお水が好き」と表現していたそうだ。


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泥を塗りたくって・・・


「お掃除してるの!」だそう。


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お掃除しているとは、聞いてみないと分からないものだなあ。




そうそう、なんでNちゃんが黒めがねをかけているって??


この遊びを・・・


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この竹筒で・・・


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はい、出来上がり。笑


本人は全く気づいていないのが、また面白い。


ここまで遊び込めるのが素晴らしいなあ。






そうそう、まだNちゃんが眼鏡をかける前、こんな会話があった。


Nちゃん「Rちゃん、幼稚園がんばってねー!Nは〇〇幼稚園いくんだ!」


Rちゃん「Rはねえねと一緒に保育園行くの。」


と。


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Nちゃんに、どうしてRちゃんに頑張ってと言ったのか聞いてみたら、


「幼稚園は混んでるから!」「人がいっぱいってことだよー」


と教えてくれた。


Rちゃんは人がたくさんいる事が苦手だと思ったの?と聞くと、「うん!」とのことだ。



これが2歳と3歳(になりたて)の会話なのだ。びっくりしちゃう。





お弁当の時間、


準備ができていないのにみんなの「ザクザク〜♪」の手遊び歌がはじまってしまって泣き出してしまったRちゃん。


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Dくんは異変に気づいていて「R、できた?」と優しく聞いてくれていた。


Rちゃんは「うん」と答えたものの、実はまだ始められないことを言えなかったのだ。


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その後、ずんずんと話をして、おしぼりが見つからなくて困っていたことを教えてくれたRちゃん。


すると、Rちゃんのおしぼりを見つけてYくんがさっと渡してくれた。


Rちゃんは泣きながらも「ありがとう」をYくんに伝えた。


一度泣いたら、周りからの関わりを拒否していたRちゃんはもういないのだ。


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さらに、驚くのはここから。


これまで一度も自分で開けられなかったおしぼりの蓋を自分で開けてしまったのだ。


泣きながらも手を動かし、「ぽんっ」という蓋が開く音が小屋に響いた。


今日はRちゃんのこまめ最終日。


これまで、周りの友だちに開けてもらってきた。


今日は自分でやらなきゃ!という意識があったのだろうなあ。





焚き火の片付けの時、Dくんが自分からせっせと片付けをしてくれたのだそう。


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隊長Tくんがいる時には、補佐している側のDくんが、今日は自分が指示を出しながら最後までやり切った!


そしてこれまで見ていることが多かったKくんが、いつものDくんのように補佐してやり切った!


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Tくんは今日いないだけではなくて、もうすぐ卒こまめしてしまう。


それも全て分かった上での、この行動なのではなかろうか。


次は俺の番!


と、行動で示してくれたと思うと、感動してしまう。




今は歳下の立場の子たちも、


先輩たちが抜けて、「自分の番」を意識する時がくるはずだ。


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今日も素敵な時間をありがとう。


 
 
 

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